コズミックフロント☆NEXT
「冒険者たちが語る 太陽系のヒミツ グランドツアー」1/28放送
感想
今まで紹介されたものも含め、探査機による太陽系観察のダイジェストを堪能出来た。
宇宙を知ることは、人類がこの時期に地球に現れた意義、でもある。
chapter1 太陽
パーカー・ソーラー・プローブ 2018年
時には友、時には敵。
不変と思われるが違う。仕組みは謎だらけ。
コロナ→表面より高温(加熱の仕組み不明)
ユージン・パーカー(太陽物理学者)が太陽風の存在を論文化したが却下された (1958年)
後に金星探査機が太陽風を観測(1962年)
宇宙空間は真空ではない。
chapter2 水星
メッセンジャー打ち上げ 2004年
全表面の探査(映像化)
明るい所の配置、クレーターから氷を発見。
どこから来たかは謎。
chapter3 金星
ソ連のロケット開発は軍事でもあった。
ベネラ9号 1975年
着陸機分離→突入(パラシュート)
20分かけて大気を観測。大気濃度は地球の百倍。
地上の写真を送った。
chapter4 火星
水はあったのか?
オポチュニティ探査機 2004年
堆積岩が見つかる→水の流れの証明
chapter5 小惑星のかけら
日本 はやぶさ 野心的(サンプルリターン:世界初)
太陽フレアで太陽電池破損。その他トラブル多数。
2005年にサンプル採取。
2010年に帰還。1,500個の微粒子。
chapter6 彗星を追いかけて
ロゼッタ打ち上げ 2004年
地球スイングバイを3回繰返して接近。
太陽から遠いため電力不足。2年半冬眠させた。
2014/1/20に通電再開。信号入った!
チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に着陸機を投下(11/12)
chapter7 木星に飛び込む
太陽系最大の惑星
ガリレオが1995年に到達。
プローブ投入。降下。三層の雲を予想したがなかった。
気圧は地球の百万倍
chapter8 土星の不思議な衛星 エンケラドス
カッシーニ 打ち上げ 1997年
7年の旅で土星の周回軌道に入る。
衛星エンケラドスに水や地下海の存在を発見。
生命の要素がある。
chapter9 冥王星 さいはての星
ニュー・ホライズンズ打ち上げ 2006年
2015年7月に最接近。ハートの模様は窒素の氷。
下には水がある(海)
更に太陽系外を目指した。
2019年1月ウルティマ・トゥーレに最接近。
更に外を目指す。
60年前に始まった太陽系探査
未だ解明されない多くの謎
冒険に終わりはない