第3集「脂」 来年1月
第4集「酒」 来年2月
第5集「美食」来年3月
第2集「塩」 Nスペ5分
~やみつき?塩の魔力!人の進化と驚きの秘密~
感想
自分が腎臓系の持病を持っている事から、この項には強い興味を持った。改めて腎臓の能力を知り、その重要性を痛感した。
「スイカに塩」の科学的根拠については思わず「ガッテン!
内容
ナビゲーター(TOKIO)
:城島茂 国分太一 松岡昌宏 長瀬智也
ゲスト:常盤貴子
メンバー、ゲストが焼き鳥を食べる→物足りない。
塩をかけるとおいしい。
厚労省の塩分目標(1日)男7.5g未満 女6.5g未満。WHOでは5g未満。
人はどのぐらいの塩分量で生きて行けるのか?
ケニア マサイ族。一日の栄養をほぼミルクで得ている(2リットル)。
肉はたまに食べる程度。
塩分はミルクに含まれるものだけ(2g)。
動物が食べる土(エンボレイ)に塩分を含む。
塩分の摂りすぎは高血圧、動脈硬化、脳卒中等のリスクを高める。
塩分の、脳に対する影響
高濃度塩分に慣らしたマウスの塩分を急に止めさせると、麻薬を欲しがる時の物質が増える(塩中毒)
過去に起きた2つの事件
4億年前
祖先は海水の中で生きていた。潤沢な塩分の中でナトリウムを取り込んで生きて来た。受精、脳細胞の活動等、ナトリウムの関与が高い。
新天地を目指し陸上に上がった生物(2.5億年前)
陸上では塩分が不足する。
①舌のセンサー(味蕾)が敏感になって摂取に貢献。
②腎臓。尿から出るナトリウムを回収(99%以上)し、体内に200gの塩分を保つ。
1日で失われる塩分1.5g
塩分を大量に摂る様になった時期→800万年前
農耕を始めた事で穀物、野菜の摂取が増えた(高カリウム)。
カリウムの摂取増えたため、その排出にナトリウムが必要になった。
ヒトの体は塩分保持よりカリウム排出を優先する。
各地で製塩技術が進歩。
舌のセンサーの能力
甘み、旨み等に塩分が加わると、よりその感受性が高まる。
スイカに塩を振るとより甘く感じる。
脳の報酬系に関与する→脳は塩のとりこになって行く。宿命。
おいしい減塩の極意
提供された定食(塩分1.5g)普通においしい。表面のみに塩分。醤油もスプレーで表面だけに塗布すれば減塩効果大。
新たな課題
腎臓は40代を越えると機能が落ちて来る(回復しない)
健康で長生きするためには減塩が重要。病気になる前から始める。