監督 ジェームズ・ワン
脚本 デヴィッド・レスリー・ジョンソン
キャスト
アーサー・カリー / アクアマン - ジェイソン・モモア
メラ - アンバー・ハード
バルコ - ウィレム・デフォー
オーム王 / オーシャンマスター - パトリック・ウィルソン
ネレウス王 - ドルフ・ラングレン
デイビッド・ケイン / ブラックマンタ - ヤーヤ・アブドゥル
アトランナ - ニコール・キッドマン
トム・カリー - テムエラ・モリソン
予告編
特別映像5分
感想
ブロガーさんたちの間でそこそこ評判がいいみたいなので視聴。
オープニングでホント可愛らしかった子供が、成人したらヒゲでムキムキのおっさん。全身入れ墨だらけだし、今までのヒーロー像とはひと味違う存在感!
ドラマとしてさほど深いものはないが、見掛けの割りに素直に育ったアーサーが、父親とも深い絆で結ばれており、そのやりとりがホンワカいい感じ。
ヒーローもので親子仲良く酒を飲むシーンなんて、なかなかない。
海洋アドベンチャーと言いながら、サハラ砂漠での「ナショナル・トレジャー」ばりの大仕掛けで手掛かりが出て来るとこやら、シチリアでの大逃走場面などアクション満載で、けっこう楽しめる。
アーサーの母親アトランナを演じるニコール・キッドマン。さすがに若い頃を演じるのは厳しかったが、成人したアーサーと再会した時には「すげェ若い!」てな感じで感動。御年51歳とは思えない。
肌ケアというより、精神が若いのだろう。
笑ったのは「ブラックマンタ」。目からのレーザー光線を意識したのだろうが、まさに「遮光器土偶」。もう少し何とかならんかったのか・・・・・
続編ミエミエのボーナス映像だったが、あまり食指は動かん・・・・カナ?
あらすじ
1985年。一人で灯台守をしているトム・カリーは、岩場に打ち上げられた女性を助けて介抱する。彼女はアトランナといい、海底国アトランティスから逃げて来た。愛し合う様になる二人。
息子のアーサー・カリーが生まれて数年後、アトランナはアトランティスからの追っ手に連れ戻される。
アーサーはトムに育てられるが、アトランナが信頼するバルコに武術を授けられる。父親とは固い絆のアーサー。
現代。アメリカの潜水艦が、エイ型の小型潜水艦に襲われる。
首謀者はデイビッド・ケインとその父ジェシー。
そこへ救援に来たアーサー(アクアマン)。
ジェシーはその戦いの中で死ぬ。
海底国アトランティスの王オーム。七つの国のうちの一つだが、自然を荒らす地上人に不満を持っていた。
そんな時、地上人の潜水艦が攻撃を仕掛けて来る。それはオームが裏で操った事件。
反撃のため隣国ゼベルの王ネレウスと同盟を組んだオーム。他国も含め統治するためにはオーシャンマスターになる必要があった。
父親のトムとアーサーが津波に襲われたところを助けた海底人は、ゼベルの王ネレウスの娘メラだった。
オームが暴走して地上人と戦うのを止めるために、アーサーを呼びに来た。純粋な海底人ではない事でその権利はないと言うアーサーだが、メラに言いくるめられてアトランティスを訪れる。
武術の師匠バルコとの再会。
オーシャンマスターになるためには初代の王が持っていた鉾の「トライデント」を持つ必要がある。
オームに見つかり、決闘を迫られ止むなく戦うアーサーだが武器が折れ、身が危うくなる。そこに助けに入るメラ。小型艇をマグマに落とすスキに脱出。
バルコに与えられたヒントでサハラ砂漠に行くアーサーとメラ。砂漠の地下にある海の王国の遺跡に辿り着き、ビンとその中の地図からシチリア島に向かう。
一方危ういところをオームの手の者に助けられたデイビッドは、武装したコスチュームにより「ブラックマンタ」となって、アーサーたちへの攻撃を行う。
その攻撃を辛くもかわし、トライデントのありかを示す場所「海溝の王国」をとうとう見つけるアーサー。
漁船でその場所に向かうアーサーとメラだが、無数の海の化け物に襲われて海中に逃れる。海底から更に入り込んだところにある「隠された海」に辿り着く二人。
そこで、生け贄にされて死んだと聞いていた母アトランナとの再会。
アトランナの案内で、トライデントのある場所に向かうが、守り神の怪獣カラゼンを倒す必要がある。
戦うが、全く歯が立たないアーサー。万事休すというところで、カラゼンに語り掛けるアーサー。それが通じたのは初代の王以来。カラゼンはアーサーを受け入れ、そしてトライデントを手に入れるアーサー。
アトランティスに戻るアーサーだが、策略で勢力を集中させたオームは地上に総攻撃をかけようとしていた。オームと戦うアーサーは、激闘の末勝利する。真のアトランティス王として認められるアーサー。
エンドロール後のボーナス映像
辛くも助けられたデイビッド。救ったのはアトランティス研究者のシン博士。アトランティスの武器に興味を持つシン博士。