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Channel: 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)
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スター・ウォーズ エピソードⅥ / ジェダイの帰還  1983年

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監督           リチャード・マーカンド
脚本          ローレンス・カスダン
製作総指揮    ジョージ・ルーカス
興業収入:5.7億ドル

 

キャスト
ルーク・スカイウォーカー   - マーク・ハミル
ハン・ソロ             - ハリソン・フォード
レイア・オーガナ          - キャリー・フィッシャー
ダース・ベイダー          - デヴィッド・プラウズ
アナキン・スカイウォーカー  - セバスチャン・ショウ
オビ=ワン・ケノービ       - アレック・ギネス
ヨーダ                  - フランク・オズ
C-3PO                 - アンソニー・ダニエルズ
R2-D2                              - ケニー・ベイカー
ランド・カルリジアン             - ビリー・ディー・ウィリアムズ
チューバッカ                      - ピーター・メイヒュー
皇帝                              - イアン・マクダーミド
ボバ・フェット                     - ジェレミー・ブロック
ウェッジ・アンティリーズ       - デニス・ローソン

 

 

 

あらすじ
惑星ベスピンでの戦いから一年後。惑星エンドアの静止軌道上に、第二デス・スターを建造中の帝国軍。皇帝ダース・シディアスの訪問を受けるダース・ベイダー。

 

タトゥイーンにあるジャバ・ザ・ハットの宮殿を訪れるR2-D2とC-3PO。宮殿の中には炭素冷凍されたハン・ソロがおり、C-3POらは彼の解放を求めるルークのメッセージを告げるが無視される。

奴隷にされる二体。

 

次いで現れた、顔を隠した賞金稼ぎ。手配者のチューバッカを連れている。彼の代金を受け取ったが、その夜ジャバのアジトに侵入してソロを解凍する。
副作用で目が見えないソロだが、その相手がレイアだと気付く。だがそれはジャバにバレており拘束される二人。

 

アジトに侵入したルーク。鍛えたフォースで手下どもを操る。
だが結局捕まり、ソロ共々ジャバに砂漠へ連れて行かれる。
砂漠の地底に住む怪物に食べさせる趣向。ルークが踏み台の先へ追いやられるが、反動を付けてジャンプし、手下を倒して行く。
手下に紛れていたランドも加勢して形勢は有利に。鎖で繋がれていたレイアも、その鎖でジャバの首を絞めて絶命させる。
カーボン冷凍されたハン・ソロを運んだボバ・フェットは、怪物に飲みこまれた。
そしてメンバー全員がタトゥイーンから脱出。

 

惑星ダゴバに戻ったルーク。修行の完了を願ったが、もうヨーダは瀕死の状態。技術面は全て習得したが、最後の試練としてベイダーとの対決が必要、とヨーダ。
オビ=ワンも合わせて話しかける。実の父、アナキン・スカイウォーカーの事と、双子の妹レイアの事。
反乱軍に戻るルーク。

 

帝国軍への攻撃を計画中の反乱軍。建造中の第二デス・スターがエンドアからのシールドで守られている事が判っている。
そのシールド発生施設を破壊するための部隊としてソロ、ルーク、レイアが志願。

 

エンドアに潜入したものの、敵が多く作戦は難航。皆は現地民族の小人「イウォーク」に捕まるが、金色に輝くC-3POを空中浮遊させて神と勘違いさせ、仲間として行動させる。

 

レイアに、自分が双子の兄だと告白したルークは、ベイダーを説得するため宇宙に戻って行った。
ソロにはそんな話が出来ず、一人苦しむレイア。

 

帝国軍に自ら投降したルーク。だがベイダーへの説得は徒労に終わる。ルークを皇帝に会わせるため、デス・スターに連れて行くベイダー。

イウォークたちの協力も得て、シールド発生装置への侵入・破壊に成功するソロたち。
待機していたファルコン号のランドは、部隊を率いてデス・スターを攻撃。

 

デス・スターの中で、攻撃される反乱軍を見せつける皇帝。

怒りの感情をルークに芽生えさせようとしている。

挑発に乗り、フォースでライトセイバーを手にして切りつけるルーク。

それをベイダーが受けて父子の戦いが始まる。
良心に訴えられて迷うベイダーだが「戦わなければ死ぬだけ」と自分を鼓舞する。
そして、ルークが従わないのならレイアを引き込むと言った。

それに怒ったルークはベイダーの腕を切り落とす。
それを見て喜ぶ皇帝。怒りから生まれる力が暗黒面だと言った。誘いには乗らないと拒絶するルークに、暗黒フォースで責め続ける皇帝。
ルークの悲鳴を聞いて、苦しむベイダー。

そしてとうとう皇帝の体を掴む。皇帝の攻撃はベイダーに移った。

やられながらも皇帝をシャフト空間に突き落とすベイダー。

皇帝は壁に体を打ち付けながら奈落へと落ちて行った。

 

デス・スターの破壊を続けるランドたち。
父を助け出そうとするルークに、仮面を外させたアナキン。呼吸器のダメージとなり、長くは生きられない。最後の言葉を聞くルーク。
ルークは脱出し、第二デス・スターは破壊された。

ルークの無事をフォースで感じるレイア。

エンドアで行われる父アナキンの火葬。

それに続いてイウォークと共に勝利の宴。
勘違いして身を引こうとするソロに、ルークは兄だと言ってキスをするレイア。

そんなみんなを見つめる、霊体となったオビ=ワンとヨーダ、そしてジェダイ姿のアナキン。

 

感想
シリーズの完結編。ベイダーを操る皇帝の存在が前面に出て来る。
日本公開時は「ジェダイの復讐」だったが、アメリカでは公開直前に標題へ変更された。2004年のDVD発売を機に日本でも標題へ変更。

 

今回は、反乱軍の拠点というべき惑星は存在しておらず、それだけ戦いが厳しくなって来たという事の表現か。
性懲りもなく第二デス・スターの建造を行っている帝国軍だが、今回は多少進んで惑星からのシールドで守られており、それの破壊が必須。このパターンは、その後出て来るスピンオフでも、何度も使われる。

 

この映画での主題は「父と子」。この宇宙を暗黒に陥れようとしているのが自分の父親である、という過酷な事実。息子のフォースを感じ、倒さなければと思う反面、成長した喜びも感じる。

その辺りの表現がそこかしこに見られて印象に残った。
しかし、あれだけの暗黒フォースを持った皇帝が、突き落とされたぐらいで死ぬか、というツッコミもあるが、まあ許そう。

 

ソロとレイアの絡みも良かった。エピソードⅣではあれほど尊大な物言いだったのが、命がけで助けに来る。
レイアと言えば、あの水着姿もなかなか。痩せている割りに、そこそこ出るとこは出てる。元々お姫様の設定だから、脱いでるだけでサプライズ感があった。
エピソードⅣ当時はけっこうムチムチで、ダクトテープで胸を押さえられての撮影だったらしい(衣装の関係でブラジャー禁止)。

 

そういえば、このキャリー・フィッシャー、死の直前にハリソン・フォードとの不倫関係を告白して話題を集めたが、ちょっと後味が悪い・・・・
この辺りも「岡田斗司夫ゼミ7月1日号」で触れている。ホントに面白い。

 

 


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