一応レビューを始めてしまったのでⅥまで行きます・・・・(旧三部作のレビューは初めて)
監督 アーヴィン・カーシュナー
脚本 リイ・ブラケット
製作総指揮 ジョージ・ルーカス
興業収入:5.4億ドル
キャスト
ルーク・スカイウォーカー マーク・ハミル
ハン・ソロ ハリソン・フォード
レイア・オーガナ キャリー・フィッシャー
ダース・ベイダー デヴィッド・プラウズ
オビ=ワン ・ケノービ アレック・ギネス
ヨーダ フランク・オズ
C-3PO アンソニー・ダニエルズ
ランド・カルリジアン ビリー・ディー・ウィリアムズ
ボバ・フェット ジェレミー・ブロック
皇帝/ダース・シディアス クライヴ・レヴィル、イアン・マクダーミド
オープニング
あらすじ
デス・スターを破壊してから3年。帝国軍の反撃により、反乱軍はヤヴィン第四惑星基地から撤退し、氷の惑星ホスにエコー基地を設立していた。
周辺をパトロールしていたルークは現地の怪物に襲われる。
ソロは、反乱軍に協力していたものの、ジャバ・ザ・ハットへの借金返済に行かなくてはならない。
そんな時、ルークの未帰還を知り救出に出る。
ソロに救出されたルークだが、その折りにオビ=ワンの霊体から、ジェダイ・マスターのヨーダにフォースを学ぶよう伝えられる。
帝国軍の探査プローブにより基地が発見され、地上攻撃を受ける反乱軍。
危ないところでレイア姫、C-3POらを乗せたファルコン号は基地を脱出。一方ルークはR2-D2と共にヨーダの居る惑星ダゴバに向かう。
帝国軍の執拗な追撃を受けるファルコン号。
小惑星帯に逃げ込むが、そのうちの一つが実は宇宙生物。
飲みこまれそうになるのを辛くも脱出。
帝国軍のダース・ベイダーは、皇帝ダース・シディアスから、スカイウォーカーの息子ルークがフォースに騒乱を起こしていると叱責された。ルークを暗黒面に引き込むか、抹殺すると宣言するダース・ベイダー。
惑星ダゴバに不時着したルーク。そこに現れた小柄な老人こそがヨーダだった。年齢が高い事でルークの教育をためらうヨーダを説得するオビ=ワンの霊体。
修行を始めたルークだが、フォースを信じる心に乏しいため思う様に進まない。ある日教えにそむいて洞窟に入る。ダース・ベイダーの幻影に取り込まれそうになり、暗黒面の恐怖を実感するルーク。
ダース・ベイダーは、ファルコン号探索のためボバ・フェットらの賞金稼ぎを使っていた。
帝国軍からの追撃を逃れ、旧友ランド・カルリジアンが執政官を務める、雲の惑星ベスピンを訪れるハン・ソロ。
だが帝国の探索機に尾行されていた。
ハン・ソロらを歓待するランドだが、裏で接触して来たベイダーと、自星を守るために密約。彼らの身柄引き渡しをサポートする。
フォースによりハン・ソロらの危機を知ったルークがベスピンに向かう。
一方ハン・ソロが、ルーク捕獲のための実験台としてカーボン冷凍にかけられ、ボバ・フェットに引き取られる。
ランドはレイアに裏切りの事実を告白。反乱軍に協力を申し出る。
ベスピンに到着したルークはダース・ベイダーと対決。だがその暗黒面のフォースに圧倒され、右腕を切り落とされる。父の仇!と叫ぶルークに「私がお前の父だ」と伝えるベイダー。
絶望したルークは、そのまま奈落に身を投げる。
一方ランドが駆るファルコン号に乗ったレイアは、フォースの導きによりルークの居場所を見つけ、助け出す。
反乱軍の医療船に回収されて治療を受けるルークと、そばに寄りそうレイア。
ハン・ソロを必ず助け出す、と言ってチューバッカと共にファルコン号で去って行くランド。
感想
デス・スターは失ったが、帝国軍の優勢は変わらず、劣悪な環境で戦い続ける反乱軍。
ハン・ソロが辛抱強くこの場で協力しているのが密輸商人らしくないがレイアに惚れている弱味か。レイアもそれを感じている。
カーボン冷凍に掛けられる前にソロへ「I love you」と叫ぶレイアに
「I know」と返す。「Me too」じゃないとこがイイ。
このセリフはハリソン・フォードのアイデアらしい。岡田斗司夫ゼミ7月1日号参照。SWのトリビア情報満載♪
アクションを求める者にとってはやや食い足りないが、構成としてはなかなかクロウト受けする内容。
戦闘として見ると、戦略的に大きな成果がある訳ではなく、またソロが封印されたところで終わってしまうため、ちょっと消化不良の感はある。
今作のポイントは、ルークの成長譚である事。エピソード4で、フォースを認識はしたものの、まだその力に懐疑的だったルークが、訓練にも身が入らない様子は勉強を嫌がるガキと同じで微笑ましい。だがヨーダがXウィング機を浮揚させるのを見て認識を変える。
そして父ダース・ベイダーとの戦いで、初めて自身のルーツを知る。
ランドが、イイ。ハン・ソロとは旧い友人であり、窮地を助けてくれる恩人、と思ったらあっさり寝返る。
ただそれも自国民を守るためであり、カーボン冷凍にかけられたハンを思って彼の奪還を決心する。
そんな友との関係を描いた「ハン・ソロ」。一応Ⅵまでレビューしてから取り掛かろう。