オリンピックもあまり見たい競技がなく、たまたま番組欄を見たら「らららクラシック」でチャイコフスキーの4番をアシュケナージの指揮でやるという。
ヘー、4番か。普通5番か6番を良くやるんで、ちょっと聴いてみようとチャンネルをあわせた。
進行は石田衣良。今日のゲストは別所哲也。彼、ピアノやってて小さい頃アシュケナージにサインもらったんだって、ヘー。
ひとしきり対談の後で石田が「まず第一楽章から」と言ってから曲のスタート。「から?」とちょっと違和感あったが、とりあえず聴き進める。
ちょっと長めの第一楽章が終わった時、まさかの解説コーナー。
「えーっ!なにそれ」かなりイラつきながら聞いていると、チャイコフスキーが書いたとされる第二楽章イメージをゲストが朗読。バックに流れる第二楽章。(をいをい、そんなのいいから早くヤレヨ)
ようやく楽曲再開。その後は最終楽章まで中断なく終了。
ただ、クラシック音楽番組でこれはないわなー。
腹が立ったもんだから、番組のHPを確認。
http://www.nhk.or.jp/lalala/index120617.html
過去放送を確認してみると、どうもクラシックの楽しみをつまみ食い的に紹介する番組の様で、曲も第一楽章のみとかいう取り上げかたばかりやって来ており、交響曲を全楽章紹介するのは今回が初めてみたい。
今までのノリで「ちょいと楽章の途中で解説いれちゃいましたー」てなとこだとは思うけど、1曲丸ごと放送というのは、ちょっと違うんじゃないの?
アシュケナージさんがもしこれ聞いたら、悲しむゼぇ?