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Channel: 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)
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ジョン・ウィック:チャプター2 (2017年)

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原題: John Wick: Chapter 2
シリーズ

ジョン・ウィック

監督 チャド・スタエルスキ
脚本 デレク・コルスタッド
興行収入:1.7億ドル

キャスト
ジョン・ウィック           - キアヌ・リーブス
サンティーノ・ダントニオ   - リッカルド・スカマルチョ
アレス                      - ルビー・ローズ 唖者の女殺し屋
ジアナ・ダントニオ    - クラウディア・ジェリーニ
カシアン                 - コモン
ウィンストン          - イアン・マクシェーン
シャロン            - ランス・レディック
ジュリアス         - フランコ・ネロ ホテル・ローマ支配人
ルシア               - ヨウマ・ジャキテ ローマのフロント
バワリー・キング    - ローレンス・フィッシュバーン
オーレリオ            - ジョン・レグイザモ
アブラム・タラソフ     - ピーター・ストーメア

予告編


感想
いきなりギャングのアジトに押し込んで敵を殺して行くジョン。車を取り返しに来たというのは分かったが、前作の終わりとどう繋がるのか。
観終わってからネタバレチェックで判明。

前作の最後で戦ったヴィゴ・タラソフの弟 アブラムが車を預かっていたという事(分かり辛いて!)

新たに出て来た「主席連合」多分ジョンは限定された環境の中で「仕事」をしていたのだろう。妻のために苦労して組織から抜けたがヘレンは病死し、その愛犬と共に静かに暮らしていたのに犬を殺された。
その復讐を行ったため、カムバックしたとみなされて殺人を依頼された。結局後ろ盾だった「コンチネンタルホテル」も主席連合の支配下。

ローマでの時、仕事仲間を巡って必要なものを調達して行く姿は「ああ、やっぱプロの殺し屋だったんだ」とナットク。
なんせ前作ではとにかくやみくもに殺すばかりで「運だけに頼っとるナー」との印象。 
これだけ銃殺シーンが多いと感覚がマヒして来るが、弾が当たった時の撃たれた者の反動や血しぶきの飛び散りとか迫力満点。

「鏡の部屋」ってえと「燃えよドラゴン」を思い出すが、リスペクトしているのか?
とにかく絶体絶命感満載で次作に続く・・・・
 
あらすじ
前作から五日後。最後に戦ったヴィゴ。その弟 アブラム・タラソフのところへ車を取り戻しに来たジョン・ウィック。手下どもを次々に殺しながら車まで辿り着き、アブラムに宣告。

車を運転して戻ろうとするが、多くの手下の追跡に遭い、体当たりされる。壮絶な戦いの末、アブラムの元に戻ったジョンは、彼と手打ちして事を済ませる。

修理屋のオーレリオに車を預けたジョン。

 

家に戻ったジョンは、破壊して武器を取り出した床を再びセメントで修復。
そこにイタリアマフィア「カモッラ」の幹部 サンティーノ・ダントニオが訪れる。

彼はかつてジョンの手助けをし、その時「誓印」を結んでいた。ジョンに助力を頼むサンティーノだが、それを断るジョン。

素直に引き下がったサンティーノだが、重火器を打ち込んで家を焼き払った。

コンチネンタル・ホテルのオーナー ウィンストンを訪れるジョン。その折り、コンシェルジュのシャロンに犬を預けた。
裏社会は「主席連合」に支配されており、その関係者のサンティーノと交わした誓印は裏切れないと諭すウィンストン。
サンティーノに会いに美術館を訪れたジョン。

主席連合の話を始めるサンティーノ。組織は12名のトップで構成されており、父親が遺言で後継者に指名したのは姉のジアナ。
その姉を暗殺するのが仕事。自分では手が下せない。

ローマで行う彼女の就任パーティーに潜入しての暗殺。
ジョンはかつて仕事で使った仲間を巡って武器、地図、防弾スーツを調達した。

会場の地下通路に武器を配置して行くジョン。そしてジアナを護衛しているカシアンが中座したスキにジアナの前に現れる。

昔からジョンと仕事で付き合いのあった彼女は全ての事情を知り、風呂に入って両手首を切った。薄れゆく意識。
その頭を銃で撃ち抜くジョン。


気付いたカシアン、殺し屋のアレス他多数に追われるジョン。

次々と来る追っ手を、隠しておいた武器で倒しながら逃げるジョン。

最後にカシアンと決闘になるジョンが入り込んだのが「コンチネンタルホテル・ローマ」
ここで仕事(殺人)をしてはならない、という掟で制される二人は、バーで飲んで一時停戦。



復讐を予想してサンティーノは、ジョンに懸賞金700万ドルをかけてニューヨーク中の殺し屋に通知。舞い戻ったジョンは次々と殺し屋に狙われるが撃退して行く。


そこでまたカシアンの追跡を受けるジョン。
地下鉄内でのナイフによる戦い。太ももを刺されるジョンだが、最後にカシアンの胸へナイフを打ち込む。

 

乞食を装う地下組織の長 バワリー・キングに助けを乞うジョン。彼には貸しがあった。


俺を助ければ次に狙われた時必ず助ける・・・
それを笑いながらも銃(Kimber1911)と弾丸7発入りのマガジンを提供するキング。
 
美術館に戻ったジョンはサンティーノを狙うが、弾はすぐに尽き逃げられる。次々に現れる追っ手を倒しながら敵の銃を奪い戦いを続けるジョン。

 

サンティーノは鏡の迷路に入り込んで逃げ、それを護衛するアレスだがジョンに倒される。


コンチネンタル・ホテルに逃げ込んだサンティーノ。それを追ってジョンも来た。ここでの「仕事」は禁止。それをいいことに挑発するサンティーノ。
だがジョンはウィンストンの目の前でサンティーノの頭を撃ち抜いた。

シャロンから犬を受け取り去って行くジョン。

焼け落ちた自宅に戻り、妻の遺品のネックレスを見つけたジョン。そこにホテルのシャロンが迎えに来た。

車で公園まで連れられて来ると、待っていたのはウィンストン。ホテル内で殺しをしたことで、今後一切コンチネンタルのサービスを受けられないと宣告される。
そして主席連合により世界中の殺し屋に狙われると言い、ウィンストンが電話で指示すると、公園内を歩く多数の者が全員立ち止まった。次の指示でまた歩き出す。
長年の友情への餞別として聖印を渡すウィンストンは、これから1時間暗殺指令を止めるから、その間に逃げろと言った。
敵がウヨウヨする状況で、犬と共に走って行くジョン。

 

 

 

 


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