名車再生!クラシックカーディーラーズ
「ポルシェ・ボクスターS」BS11 5/20放送
感想
911を買えない者がボクスターを買うとかなんとか言ってたが、テストドライブではなかなかの高評価。
ネットで調べると、やはり911とは車体剛性が違い、値段の差には理由がありそう。
とんでもない失敗か?と思ったがミッション系がオイル交換だけで直ったのがラッキーだった。
ディスクを車軸に付けたまま切削・研磨が出来る旋盤はイイ。
3000ポンド近い利益はかなり高額の方だろう。
内容
1996年発売。ポルシェを経営難から救った車。
199年製、3.2ℓ、直6。250PS。MAX250キロ出せる。
人気の車で5,000~6,000ポンドはする。
ある掲示板で見つけた。
1,500ポンド。行くしかない。相手はドリューさん。
4年前に買ったがほとんど乗っていないという。
セミオートマの1→2速がすべるとの事。
試乗。排気系からビビリ音。ブレーキの効きが甘い。
でも気分最高!戻って交渉。
買うのは大きな賭けだと1,000ポンドを提示→握手!
カッコいいポルシェだな、とエド。たった1,000ポンドと聞いて
「重大欠陥抱えてる?」ズラズラと問題点を話すマイク。
ミッションの確認をするエド。まずオイルを替えて様子を見る。
オイルを抜き、周辺パーツを外してオイルパンを外す。
オイルパンを洗浄し、オイルフィルターを新品に交換。
そしてガスケットも新品にしてオイルパンを戻しオイル注入。
上から入れるスペースがないため注入口は下にある。
一旦オイルが溢れるまで入れてから口を閉じ、エンジンをかけてオイルを行き渡らせてから追加注入。良否確認は走るしかない
→ギヤの滑りはなくなった(ラッキー♪)
マイクがシート修復の業者を訪ねる。ウレタンから表皮を剥がし、損傷のひどい部分の縫い目をほどく。
程度のいい部分は特殊な液をスプレーすると復活する。
ダメージのひどい部分は別部品を切り出して、縫い込む。
完成品に満足するマイク。
ブレーキをチェックするエド。ディスクは交換するほどではないが手直しが必要。ハブを外さずに回せる特殊な旋盤を使用し、ディスク表面を削った後研磨する。
次いでキャリパーを取付けディスクパッド交換。
排気系の音は、ゴムハンマーで叩いて場所を特定。
触媒とマフラーをアフターマーケット品に交換。
ホイールは磨いて黒塗装。
費用一覧 円換算(¥165/£)
Car 1,000 165,000
Transmission 200 33,000
Brake Pads 130 21,450
Exhaust 600 99,000
Seats 300 49,500
Wheels 300 49,500
Lights 1,010 166,650
Total £3,540 ¥584,100
北ウェールズの道を走る二人。
「気になることがある。聞いてくれる?」とマイク。
「ああ・・・」
「このクルマがたった1,000ポンド。これって現実?」
「そうだよ(苦笑)」
「素晴らしい場所だ」と言うエドは販売戦略を聞く。
5,000はかたい、6,500辺りかな?
アレンが訪れる、試乗もして感触はいい。
気に入ったがもう一息の印象。
「ガソリン満タンにして6,400では?」とマイク。握手した。
今日の一曲
Baccara Yes Sir, I Can Boogie 1977