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Channel: 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)
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機動戦士ガンダム 水星の魔女 SEASON1(1~12話)2022~23年

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ガンダムシリーズは「ファースト」から始まって「Z(ゼータ)」「ZZ(ダブルゼータ)」「逆シャア」辺りまでをこなしているので、久々に始まったガンダムにかなり期待して取り組んだ。
だが最初の設定で躓いて、どうにも乗れないまま第一期は終了。
その後あらすじに相当する回( 4/2放送)を観てもピンと来ない。それで今までを挽回する意味でネタバレサイトを巡回して、それなりに現在までを理解した。
1~12話までのダイジェスト
1~6話

7~12話


感想
前半の展開は学園モノ的な雰囲気で、戦いも相手のブレードアンテナ折ったら勝ちなんてゲームのノリだなーと思っていたら、中盤辺りから実戦モードに突入。
新技術「GUNDフォーマット」を巡る軍需企業間の勢力争いに若者らが巻き込まれて行く。
水星から来たという主人公スレッタ・マーキュリー。

このおどおどキャラが何ともイラつくが、戦いになると一気に胆力の強さを見せる。
普通の人間がガンダムを操る時には相当な負担が掛かる。その指標がパーメットスコア。同時に語られるのが情報の逆流現象である「データストーム」(ダメージの象徴が顔に発生する痣)
ところがスレッタがエアリアルを操縦しても、一切それは起きない。エアリアル内にある(居る?)何かで守られているという示唆がちらほら見られるが、まだボンヤリしている。
暗殺計画の中で重傷を負う父デニングを逃がすミオリネ。

それを助けたスレッタのラストシーン。笑顔で血だらけの手を差し出す姿に、マジで「ゾワっ」とした。
人間としての感情の欠落?それも感じるが、一番の要因は母親による洗脳。この母親が今のところ一番の黒幕か。
しかしまあ、情報の沼の深さがハンパない。
この上各機体の情報まで取り込んだらオカしくなる・・・・

なおSEASON 2は4/9から始まり現在22話まで進んでいる。
11話で初めて登場したキーワード「クワイエット・ゼロ」の正体が現れ、SEASON 2完結の24話に向けて進行中・・・
さて、SEASON 3はあるのか?


SEASON 1(2022 7/14~2023 1/8)

あらすじ
前日譚(PROLOGUE)7/14放送
オックス・アース社傘下である、ヴァナディース機関のラボで行われている新型MSガンダム・ルブリスの起動実験。

冒頭5分映像


新技術「GUNDフォーマット」による運用。元々はヒトの身体拡張技術だったが、MS(モビルスーツ)へ転用しGUND-ARM(ガンダム)と命名。だがこれはパイロットに過大な負荷をかける。
表向きは倫理面を理由に、開発凍結を求めるMS評議会。それを過激に推し進めたのがグラスレー社幹部のデリング・レンブラン。ヴァナディース機関への攻撃を命令した。
ルブリス開発のキーマンだったエルノラ・サマヤと、それをサポートする夫のナディム・サマヤ。そして娘のエリクト。

娘の4歳の誕生日に攻撃された。

時間稼ぎのために命を落としたナディム。
それまで動かなかったルブリスは、エリクトが触れるとシンクロを始めて起動する。娘と共に戦場を離脱するエルノラ。

第1話「魔女と花嫁」10/2放送 
プロローグから21年後の世界。前提説明。
巨大企業体「ベネリットグループ」総裁はデリング・レンブラン。その中の上位御三家が
「ジェターク社」CEO:ヴィム・ジェターク
「グラスレー社」CEO:サリウス・ゼネリ
「ペイル社」CEO:ニューゲン、カル、ネボラ、ゴルネリ

末端企業
「シン・セー開発公社」CEO:プロスペラ・マーキュリー

 

ベネリットグループが運営する「アスティカシア高等専門学園」
「パイロット科」「メカニック科」「経営戦略科」を持つ。
科とは別に寮単位での人間関係がある。
パイロット科
 グエル・ジェターク(ヴィム・ジェタークの長男)
 シャディク・ゼネリ(サリウス・ゼネリの養子)
 エラン・ケレス(強化人士)
 スレッタ・マーキュリー(水星からの転校生)
 チュアチュリー・パンランチ(チュチュ)
 ラウダ・ニール(グエルの異母弟)
メカニック科
 ニカ・ナナウラ
 ヌーノ・カルガン
 オジェロ・ギャベル
 ティル・ネイス
 アリヤ・マフヴァーシュ
 ペトラ・イッタ
経営戦略科
 ミオリネ・レンブラン(デリング・レンブランの娘)
 セセリア・ドート 
 マルタン・アップモンド
 リリッケ・カドカ・リパティ


ストーリー
学園に入学するため航行中だったスレッタ・マーキュリー。

ノーマルスーツで漂流する少女を発見し、MSガンダムエアリアルで救出するが、余計な事をしたと逆ギレされる。

彼女がミオリネ・レンブラン。

親にグエルとの結婚を勝手に決められたのが嫌で、地球へ行きたかった。
敷地の片隅でトマトを育てていたミオリネ。
学園ではMSによる生徒同士の「決闘」が認められており、闘いで相手のブレードアンテナを折った者が勝者となる。
ミオリネが決闘でグエルに負ければ婚約者にされてしまう。
トマト畑を荒らすグエルにスレッタは決闘を申し込んでしまう。
その事にも腹を立てたミオリネがエアリアルで勝手に決闘を開始。だがまともに操縦出来ず、すぐにスレッタに交代。
目覚ましい動きでグエルを倒したスレッタ。
だがこの決闘に賭けられていたのは、ミオリネの婚約者の座。
図らずもホルダーの称号と共にミオリネの婚約者になったスレッタ。一方グエルの父ヴィムは、グエルがミオリネの婚約者のうちに総帥のデリングを暗殺する計画だったが、息子の敗北で頓挫。

第2話「呪いのモビルスーツ」10/9放送
エアリアルが、GUNDフォーマットを使用しているとしてスレッタが保安部に拘束される。スレッタが退学処分になると悩むミオリネ。
エアリアルを開発した「シン・セー開発公社」のCEOプロスペラが、使用しているのはGUNDフォーマットではないと否定。

彼女はスレッタの母親でもあった。


それでも強引にエアリアル解体を押し通そうとするデリング。

そこにミオリネが現れ、自ら決めたルールでスレッタが婚約者になったと反論。決着を再び決闘で決める事に父デリングも同意。

第3話「グエルのプライド」10/16放送
スレッタとグエルの決闘。父ヴィムに勝利を厳命されるグエル。
確実に勝つためのサポートシステムを知り悔しがるグエル。
戦いが始まるとなぜか降雨システムが作動しエアリアルのビーム兵器が阻害された。これも策略。ミオリネが乗り込んで止めた。
自動操縦を捨てて真っ向から戦うグエルだが、僅差で敗れる。

自分の強さを素直に認めてくれたスレッタに感動し「結婚してくれ」と言ってしまうグエル。

第4話「みえない地雷」10/23放送
ようやく授業をまともに受ける様になったスレッタだが、MSの実習で地雷回避して攻撃する内容が、メカニックなしではこなせず不合格となる。それを知ったミオリネがメカニックを受け持ち再試験。一学年下のチュチュはスレッタに反感を持っていたが、スペーシアンからの嫌がらせを見てスレッタを地球寮に招く。

アーシアンとスペーシアンの確執。
注)学園には各社を代表して「ジェターク寮」「ペイル寮」「グラスレー寮」がある。他に「地球寮」「ブリオン寮」あり。

詳しくはコチラ

地球寮メンバー



第5話「氷の瞳に映るのは」10/30放送
ペイル社は、かつてヴァナディース機関で働いていたベルメリアを匿い、GUNDアームの技術提供を受けていた。その過程でパイロットへのダメージを解決するため「強化人士」を作成。それがエラン(今は4人目)ガンダム操縦のため過酷な毎日を送る。
スレッタに優しく近付きエアリアルの秘密を探るエランは、スレッタ自身にガンダム操縦のダメージがない事を知り絶望。

そしてスレッタを邪険に扱う。

それを怒ったグエルはエランに決闘を申し込んだ。
エランのファラクトとグエルのディランザ。敗北するグエル。
その余勢を駆ってスレッタに決闘を申し込んだエランは、勝ったらエアリアルをもらうと言った。

第6話「鬱陶しい歌」11/6放送
敗れたグエルは父から見放され、寮からも追い出される。
一方スレッタの決闘準備を地球寮のメンバーがサポート。
エランが急に冷たくなった理由を知りたいスレッタは、ペイル寮に押し掛ける。面食らったエランは露骨に不愉快な顔をした。
宇宙空間で始まった決闘。エランは健闘するも敗北。
その時エランは、はしゃぐ子供の気配を感じた。


スレッタは勝者の権利としてエランの事を知りたいと言い、待ち合せの日時を決める。だがそのエランは、勝てない者としてペイル社内で処分された。何も知らずにエランを待つスレッタ。

第7話「シャル・ウィ・ガンダム?」11/20放送
エランの事が心配なスレッタは、グループ内で出資者を募るパーティーが開かれると聞き、ミオリネと一緒に参加する。
だがそこで会ったエランはまるで別人(オリジナルのエラン)
その上会場でエアリアルがガンダムだとペイル社CEO(4人組)の主張が行われ、スレッタが吊るし上げられる。
そこにミオリネが進み出て、ガンダムの課題を解決するための「新会社ガンダム」設立を宣言し出資を募る。だが出席者の反応は弱い。父デリングに頭を下げて出資を願い出るミオリネ。
ガンダムの呪いは重いと言いながらも認めたデリング。
それを機に出資が集まる。
その結果新会社は認められ、エアリアル解体は回避された。

スレッタと共にプロスペラに会うミオリネ。


プロスペラはスレッタにあっさり「エアリアルはガンダムよ」と告げた。

第8話「彼らの選択」11/27放送
新会社設立にあたって事業計画書をまとめる必要があった。

巻き込まれる地球寮のメンバー。

ガンダムの事を調べる過程で、スレッタの母でもあるプロスペラに会うミオリネ。次いでペイル社のベルメリアを訪れると、GUNDテクノロジーは元々医療技術発展が目的だったと話した。それを会社の目標に定めるミオリネ。
そんなミオリネに協力を申し出る、グラスレー社CEOの養子 シャディク・ゼネリ。同社がガンダム排斥派のため断るミオリネ。
そのシャディクが、学生が起業する場合の制約(技術安全性の立証)を校則としてミオリネに突き付ける。

第9話「あと一歩、キミに踏み出せたなら」12/4放送
シャディクの行う懐柔工作を突っぱねたミオリネは、校則撤廃を賭けてシャディクと、MS6対6の決闘を申し込む。
パイロットが不足であり、スレッタはグエルに助けを求めるが、父から決闘を禁じられていた。更にグエルは退学と、子会社ジェターク重工業への出向が決まっていた。
まともに動けるパイロットはスレッタとチュチュだけという中、決闘は始まる。ミオリネ側のMSがどんどん撃破されて行く。エアリアルも奮戦するが、圧倒的に不利。シャディクがとどめを刺そうと突っ込んだところへ、マークされていなかったチュチュが彼のアンテナを折る。
この勝利は中継されていて「株式会社ガンダム」は順調に始動。

第10話「巡る想い」12/11放送
少しづつ会社として回り始めた株式会社ガンダム。
ミオリネの温室のケアにいそしむスレッタ。一方ミオリネは、会社運営の相談を父とする事に多少喜びも感じていた。
ベネリットグループ幹部の間で、総裁デリングを暗殺する計画が持ち上がっていた。それを知ったシャディクは、自分の出自である地球の工作組織「フォルドの夜明け」に指令を出す。ニカは内通者。
グエルは学園を去り、輸送船整備の会社で働き始める。ペイル社は新たなエラン(5人目)を学園に送り込み、スレッタを誘惑。
それをあしらうスレッタに、出張から帰ったミオリネは冷たくする。
自分が不要な存在ではないかと悩むスレッタ。
「フォルドの夜明け」が新型MSを駆って、ある宇宙船を拿捕。
そこに偶然乗っていたグエル。

第11話「地球の魔女」12/25放送
ベネリットグループの巨大施設「プラント・クエタ」
相変わらず卑屈なスレッタに業を煮やしたミオリネは「私が逃げなくてよくなったのはアンタのおかげ」と本心を明かした。
デリングと話すプロスペラは「クワイエット・ゼロ」計画についての説明をする。また自身がかつて21年前の襲撃を受け、夫や仲間を殺された「エルノラ・サマヤ」である事を明かした。

修理したエアリアル受領のためスレッタらも来訪していた。
拿捕した宇宙船と共に迫る「フォルドの夜明け」のMS2機:ソフィとノレアは、デリングの居る区画を攻撃して隔離した。


計画実行にはニカ・ナナウラの情報が使われていた。学園入学を条件に通信役をやらされていたニカ・ナナウラ。
窓から宇宙を見るスレッタを発見して喜ぶソフィ。
彼女はシャディクとの戦いを見てスレッタに憧れていた。

第12話「逃げ出すよりも進むことを」2023/1/8放送
2機のガンダムで攻撃する「フォルドの夜明け」
ヴィム・ジェタークも現場で共謀の体裁を取っていたが、シャディクはデリングごと殺すつもりだった。
皆を助けるため通信を使ったニカ。それをマルタンに見られた。
シャディクの裏切りを知り自らMSに乗って迎撃するヴィム。
一方敵のMSを奪って戦場に出たグエルは、敵と思い込んでいるヴィムの猛攻を受け、思わず反撃。だがそれは父だった。
相手がグエルと知って無事を喜びながら死んで行くヴィム。


ミオリネを救うため、エアリアルを目指すスレッタ。
その途中、危ういところで母プロスペラに助けられる。敵を迷いなく射殺する母。「あなたが今ガンダムに乗れば皆を助けることが出来る」と差し出される手を握ったスレッタ。幼い頃から教えられた「逃げたら一つ、進めば二つ」を思い出す。
背中を撃たれて重体の父デリングをストレッチャーで運ぶミオリネ。敵が数名乗り込み銃を突き付けた。
そこにエアリアルが現れ、敵をその手で叩き潰した。
エアリアルから降りて、血だらけの手をミオリネに差し出すスレッタ。


「人殺し・・・・」と呟くミオリネ。

 

 

 

 


 


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