名車再生!クラシックカー・ディーラーズ
「ジャガー・Eタイプ」BS11 10/15放送
感想
以前「ジャガー・XJS」の時に「やっぱジャガーならEタイプだよなー」と思っていたが、本当に出て来た(笑)
プラモも作ったことがあるが、このロングノーズはホントかっこイイ!
エアダクト部をまるっと新造とは、すごい鈑金技術!
基本メカに致命的なダメージがなかったので利益が出せたが、けっこうヤバい橋を渡っている様な気もする。
内容
伝説。イギリスの歴史上最も重要なクルマ。
誰もが憧れる。デザインだけではない魅力。
だが問題がある。入手に大金がかかる。
シリーズ1、2は入手に2万ポンド以上掛かるだろう。
予算は1.5万ポンド。よってシリーズ3に注目。
アメリカ向けにパワーアップさせたV12、5.3ℓエンジン。
だが細心の注意が必要。大きな賭け。
オーナーはアンドリューさん。なぜ売ろうと?
自分でレストアしたかったが新事業に金が要る・・・
ボディ下部が黒く塗ってある(残念)
テストドライブに出るマイク。夢のよう。大好きなクルマ♪
だが気になる事がある。エンジン音・・・
戻って13,000をオファー。受け入れられず。その後13,250に。
即金の条件に「いいでしょう」
喜ぶマイク。今まで買った中で最も魅力的。
だがもし外れれば信じられない大金が要る・・・・
クルマを見て喜ぶエド「サイコーだよ!」
だがすぐ修理屋の目に。ボンネットのヒンジが錆びてる(気になる)フロントエアダクトの凹み、錆び。エキゾーストパイプもくたびれてる・・・・
まずフロントグリルの下面エアダクト。何度もぶつかってダメージを受けている。
ボンネットは前面に開くタイプ。全開でフロントが地面に付く。
ヒンジがひどい状態。自己流で直そうとしておかしくした。
ポールの手伝いでボンネットを外す。パネルは13枚の構成になっていて、その1枚を交換すれば対処できる。
次はエアダクトが外せるまで分解を進める。大量のボルト。
交換部品はないので、新規に作り直し。それを再組み込み。
スポークホイールの修理依頼に工場へ向かうマイク。
スポークは手造り。ストッパー部を曲げて定寸に切り、その先端を転造でねじ形成。1本3ポンド。
ダメージのひどいものは交換し、それ以外は磨き。新品同様になった。
エキゾーストに凹みあり。交換が妥当。
エキゾーストシステムを外して血の気が引くエド。ドライブピニオンの所から油漏れ。
サブフレームを外して詳細に見るとドライブピニオンのシールが痛んでいる。幸いシール交換で済んだ。
エキゾーストシステム全交換(ステンレス製)
余分な下面黒塗装の剥がし。
そして塗装に出す。
塗装が戻って来た。ボディ下部もブルーに塗られて美しい。
次は内装。ドアトリム交換。
シートは修復。痛んだ革をバラして再縫製。パイピングも交換。「すごい完成度だ」
費用一覧 円換算(¥165/£)
CAR 13,250 2,186,250
UNDER PANEL 665 109,725
WHEEL REFURBISHMENT 200 33,000
PAINT WORK 900 148,500
INTERIOR RETRIM 400 66,000
EXHAUST 600 99,000
SERVICE ITEMS 75 12,375
TOTAL £16,090 \2,654,850
「素晴らしい車だ!」とエド
「乗り心地を確かめよう♪」とマイク。
テストドライブ。
「こんな夢見心地初めてだ」
「名車中の名車だよ。今サイコーに素晴らしい走りをしてる」
「19,000で勝負しよう」とマイク。
専門サイトに広告を出したら、カルビンさんが現れる。
かなり気に入った様子。
「18,000でどうです?」のオファーに渋るマイク。
「即金で・・・18,500」・・・いいでしょう。
今日の一曲
Maynard Ferguson - MacArthur Park
若い頃、この「つんざき系」にハマった事があった。
今は、ちょっと辛い、カナ?・・・・