名車再生！クラシックカー・ディーラーズ
「VWタイプ2パネルバン」BS11 3/19放送
感想
VW(フォルクスワーゲン)はビートルで有名なドイツの会社。
窓が塞がったパネルバンより窓ありの方が人気は高い。
今回は思い切った色でクールに決め、これはこれでアリか。
ボアアップ併用でも倍近く馬力上げて、メカは大丈夫？
内容
1950年発売。長い間ユーザーを魅了して来た。5,000ポンド目安で探すが条件に合うものなし（状態悪すぎ）
そんな中でパネルバンを見つけた。希望は3,250ポンド。
現地に出向くマイク。売主はトムさん。色覚異常で内装の色使いが独特。ボディ下面はサビ防止コーティング実施。
ただボディワークは悪い（塗替え前提）
試乗。1.6ℓエンジンでは非力。値段交渉。2,250では？・・・
即金前提で2,500ポンド。
エド：ヒゲも眉毛もある（前面を見て）シートは変えた方がいい。
特別な色選ぼうか。エンジンはパワーアップしよう。
まずエンジン降ろし。４つのボルトを外し、インプットシャフトを抜いて車を上げる。ビートルのエンジンより楽。
専門店で更に説明を受けるマイク。
シングル→ツインポートにしてバルブのリフトアップ、ポート径アップ。デスビ交換、エキゾースト４－１化
それで40→80PSになる。ビートルの実例を見るマイク。
チューンアップ計1,600ポンド。部品入手。
ヤマ場はボディワーク。部品外しは全て標準工具で可能。
腐食したドアとバックドアは交換。
フロントのサビは削ってサビ止め施工（バンパーで隠れる）
内装がひどい。パーツを全て外す。
ドアは旧タイプ（重い方がいい）バックドア新タイプ（軽い）
色は明るくてステキな色を選ぼう（マイクには内緒）
エンジンパーツが届いた。
組み替えるエド。ボアアップのためシリンダーヘッドとピストン変更（1584→1641cc）
エンジンの掃除（エンジンディグリーザ使用）ツインのヘッドポート取付け。オルタネーター交換。ツインキャブ化。
遠心進角装置に交換。エンジンマウントも新しくした。
塗装工場。オレンジメタリック（VWらしい色）
エンジン搭載。 始動・・・やった！
冴えない内装見直し。黒レザー。パネルはタックロール仕上げ。
カーペット、ホイール交換。ストリートクルーザー化。
費用一覧 円換算（\160/£）
Van 2,500 400,000
Engine Parts 1,600 256,000
Respray 3,000 480,000
Interior 300 48,000
Body Panels 315 50,400
Alloys 600 96,000
Other Parts 150 24,000
Total 8,465 1,354,400
テストドライブはワイト島。機敏に走る。いいエンジン音。
とびきりクールだ。売り値を１万ポンドに設定。
ある陸軍少佐から前向きな返事（現在従軍中）
その後9,450ポンドで買うとの連絡あり。
今日の一曲
Old Fashioned Love Song (1975) - Three Dog Night