TOKIOのメンバーをナビゲーターにして全5回に亘り特集する。
今後の放送
第2集「塩」 12/15
第3集「脂」 来年1月
第4集「酒」 来年2月
第5集「美食」来年3月
第1集「ご飯」 Nスペ5分
~ご飯は健康長寿の敵か?味方か?~
ナビゲーター(TOKIO):城島茂 国分太一 松岡昌宏 長瀬智也
ゲスト:檀れい
700万年前。意外な食べ物が主食だった。
石器時代の民の化石から歯石を採取
→でんぷんの粒子。糖質を食べていた証拠。
全カロリーの5割以上を賄っていた。
城島がどんぐり、木の根をかじるがまずい。
食の革命があった。
イスラエルの石器に加熱した痕跡。火で調理した証拠。
でんぷんを加熱する事でブドウ糖化→食の喜び
生 加熱
おいしさの発見だけではなく、大量の糖が脳に集中して巨大化(知能の発達)。
現代でも糖質は大事(減らすのは危険)。米シモンズ大で13万人を20年調査。糖質が少ない人の死亡率が1.3倍。
長年の糖質制限が深刻なトラブルとなる。
人類は進化の過程で、微生物が行う糖化を体内に取り込んだ。その痕跡がミトコンドリア。
糖質を摂らなくなったらどうなる?
たん白質、脂肪からエネルギーを調達→動脈硬化、心臓病リスク。
動物性たん白質の摂り過ぎも弊害あり。
一万年前に始まった農耕により人類は糖質たっぷりの食材(穀物)を得る。
米には必須アミノ酸、食物繊維も含み、長期貯蔵も可能な優れた食材。
日本人の米食の歴史は三千年。この間に進化。
クラッカーを食べて甘みを感じるのが、日本人は早い(外人の二倍)
アミラーゼ遺伝子が関与(唾液に含まれる)
アミラーゼ遺伝子が多いと太りにくい。すい臓からのインスリン抑制。
食が変わるだけで遺伝子変化が起こる。
日本人の長寿の要因。
ラオスでご飯をモリモリ食べる民族がいる(ナムヨン村)
家族四人で一日3kgの米を食べる。腸内細菌の中のプリボテラ菌が2割以上存在。
この菌は糖質を好み、短鎖脂肪酸に変える(健康効果)。脂肪燃焼にも寄与。
日本人にも7.5%居る。
最適な糖質の摂取量は全エネルギーの半分(毎食茶碗一杯程度)。
これまでの人類は飢餓との戦い→今は飽食の時代(難しい)。
感想
久しぶりの大型Nスペ特集。
最近活動不振のTOKIOのためには有り難い企画。
過度の糖質制限は健康に悪いという事は知っていたが、こうやってものの理屈から知ると、中途半端なダイエットの危険性が良くわかる。
今回のキーワードは「アミラーゼ遺伝子」と「プリボテラ菌」