dlife企画第5弾
監督 アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ
脚本 クリストファー・マルクス
音楽 ヘンリー・ジャックマン
キャスト
トニー・スターク / アイアンマン - ロバート・ダウニー・Jr
スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ - クリス・エヴァンス
ナターシャ・ロマノフ/ブラックウィドウ - スカーレット・ヨハンソン
クリント・バートン / ホークアイ - ジェレミー・レナー
ジェームズ・ ローズ大佐 - ドン・チードル
ワンダ・マキシモフ - スカーレット・ウィッチ
ジャーヴィス/ ヴィジョン - ポール・ベタニー
ティ・チャラ / ブラックパンサー - チャドウィック・ボーズマン
サム・ウィルソン / ファルコン - アンソニー・マッキー
ピーター・パーカー/ スパイダーマン - トム・ホランド
シャロン・カーター/ エージェント13 - エミリー・ヴァンキャンプ
ヘルムート・ジモ - ダニエル・ブリュール
スコット・ラング / アントマン - ポール・ラッド
ティ・チャカ国王 - ジョン・カニ
予告編
あらすじ
1991年。男が目覚める。「制裁して奪え」という指示。
自動車事故を誘うバイク。大破した車内の男性と女性を襲うバイクの男。トランクを開けるとアルミケース。中には青い薬品パックが5個。
現在。ナイジェリア、ラゴス。ヒドラ残党のラムロウが起こすテロを阻止するために出動したロジャース、ワンダ、サム ロマノフら。彼らの狙いは細菌兵器の奪取。数名が別れて逃げた者をそれぞれ追うメンバー。最終的に細菌はロマノフが確保するが、リーダーのラムロウが、ロジャースを道連れにしようと着ていた自爆用のジャケットに点火。ワンダはそれを超能力で抑え込み上空に投げた。ロジャースは助かったが、ビル横での大爆発で多数の市民が死傷した。
トニーが大学で行っている講義。自身を題材にして若い頃の父母とのやり取りを再生。海馬のハッキングで実現。
セプテンバー基金という、研究中の全てのプロブラムに補助金を出すという提案。歓喜する学生たち。
講義の後、面会に来た女性。チャーリー・スペンサーの母親。ソコヴィアで殺された。
多数の犠牲を出した事に苦しむワンダ。
旧友バッキーの話で気を取られた、とロジャース。
アベンジャーズを危険な集団だと警戒する国、軍部。ニューヨーク、ワシントンDC、ソコヴィア、ラゴス・・・・
この4年、誰の管理も受けずにやって来た。
対策は国連の監視の下で働くこと(ソコヴィア協定)。
提案を持ちかける国務長官。
ウィーンで行われる国連会議が三日後にある。
我々の力が敵を呼び寄せている、とヴィジョン。トニーもソコヴィアでビルの下敷きになったチャーリー・スペンサーの話をして、協定に賛成の意思を示す。賛成の意思は署名により発効。
だがロジャースは行動する権利が奪われる、と反対。
そんな時にペギー・カーター(かつてのロジャースの恋人:エージェント・カーター)の死が伝えられる。
葬儀に参列したロジャースは、そこでコメントする女性シャロン・カーターがペギーの姪である事を知る。
ヒドラの残党が謎の男に襲われる事件が発生。奪われたノート。
ウィーンでの国連会議。ヴィブラニウムを産出するワガンダの国王ティ・チャカの演説中に爆破テロが発生し、国王を含め多数の死者が出た。監視カメラの映像からバッキー・バーンズが指名手配される。
復讐を決心する王子のティ・チャラ。
ロジャースは、旧友のバッキーを信じ、単独で接触。だが特殊部隊の攻撃を受ける。バッキー逃亡に手を貸すロジャース。
ブラックパンサーのスーツを着たティ・チャラの攻撃。バッキーの左腕は強化されている。激しい攻防の末にバッキーとロジャース、ティ・チャラ、サムは逮捕される。
収監されている施設で署名を促すトニーだが、ロジャースは拒否。
同じ頃、同様に収監されているバッキーを訪れる精神科医。バッキーにコマンドを囁くと、とたんに凶暴になり拘束を破壊するバッキー。
同時に施設内が停電。ロジャースたちも脱出。
逃げるバッキーを止めるロジャースだが、そのまま川に落ちる。
結局逃げた者らの逮捕を国務長官から命じられるトニー。
「人数が足りない」
ピーター・パーカー。人知れずスパイダーマンとして人助けをしている。そこに訪れるトニー。YouTube映像で以前からピーターの事を知っていた。困った人を助けるという殺し文句で仲間に引き入れる。
正気に戻ったバッキーから、ヒドラが計画していたウィンター・ソルジャーの計画を聞かされるロジャース。
彼以外にもウィンター・ソルジャーがシベリアの施設で冷凍睡眠されているという。
シャロンの協力で武器やアベンジャーズの装備を回収したロジャースたちは、シベリアに向かうため空港に行くが、逮捕を前提としたトニーが立ちはだかる。
アベンジャーズ同士の戦いが繰り広げられ、多数の旅客機が破壊される。中でもアントマンのラングが巨大化して時間を稼ぎ、ロジャースとバッキーはS.H.I.E.L.D.のクインジェットに乗って飛び立つ。
それを追跡するトニー(アイアンマン)とローズ(ウォーマシン)。だがクインジェットを狙った筈のヴィジョンの光線が、ウォーマシンのアーク・リアクターを直撃。エネルギーを失って落下するウォーマシン。地上に激
突したローズ。追跡を断念して戻るトニー。
ロジャースに協力したアベンジャーズのメンバー達は、洋上に浮かぶラフト刑務所に収監された。
そこを訪れるトニー。ロジャースの話から、独自で調査をやり直した。そして国連での爆破の真犯人が、謎の男ジモだった事を知る。
ヘリで刑務所から出ると、すぐにアイアンマンスーツを装着してシベリアに向かうトニー。
シベリアの施設内でロジャースらと合流したトニーは、休戦して主犯のジモを追う。
冷凍保存されたソルジャーたちの復活が心配だったが、それらは全員殺害されていた。
全てを計画したジモは、トニーの前に映像を流す。
1991年にトニーの両親が死んだ自動車事故。倒れたハワード・スタークにとどめをさすバッキー。そして母親に向かう。驚愕するトニー。
バッキーは洗脳されてその仕事をやった。その後の冷凍睡眠等を経て、見た目より若さを保っている。
激昂したトニーはバッキーを殺そうとするが、それを止めるロジャース。すさまじい攻防が始まった。
戦いの様子を眺めるジモの前にブラックパンサーの姿のティ・チャラが現れる。真相を話すジモ。ソコヴィアで、戦闘が激化する市内を避けて、家族を田舎へ避難させていたが、戦いの余波で全員が死んだ。
その事をアベンジャーズのメンバーは知らない。ジモは言う。外からの力には、アベンジャーズはとことん戦えるだろう、だが内側から崩れれば立ち直れない。
銃で自殺しようとするジモを止め、逮捕するティ・チャラ。
壮絶なトニーとロジャースの戦い。バッキーは左腕を飛ばされた。
ロジャースは倒される寸前のところで、シールド(盾)をアーク・リアクターに突き立ててスーツの機能を停止させた。
去ろうとするロジャースにトニーが「お前に父が作ったシールドを持つ資格はない!」と叫ぶと、それを置いてバッキーを連れて去っていくロジャース。
バッキーとロジャースはティ・チャラの助けでワガンダ国に匿われる。
バッキーは、完全に洗脳を解除する方法が見つかるまで冷凍睡眠に入る事を決心する。
ローズのリハビリを助けているトニーのもとに、ロジャースからの手紙。
必要としてくれるなら、またいつでも友として駆け付ける。
そして、ロジャースはラフト刑務所を襲って、アベンジャーズのメンバーを解放した。
感想
アベンジャーズにしては、かなりドメスティックな話。
前回のソコヴィアで家族を殺された男が、ヒドラの超人改造計画の一端を利用して復讐を図る。
ヒドラ残党が起こす最初の事件は、本筋とは関係なく、一般人の犠牲者が多数出たという背景のために設定されたもの。
ウィングを装着して飛び回るサム(ファルコン)が今までのシールドメンバーの中では一番”使える”感がある。
最初に5パックの薬品をハワード・スタークから奪って、超人計画を進めていた筈のヒドラだが、作られた超人はジモに簡単に殺されてしまい、これまた本筋とは関係なかった。
後になって整理してみると、結局仲間うちでの争いに終始して終わったという事。飛行場でのバトルも「争いのための争い」てな感じで空しかったし。まあジモの目的が、アベンジャーズの内部からの崩壊だから、目的は達しているのだが・・・・
しかしトニーは、バッキーが洗脳された上だという事を判った上で、親の仇として怒りを抑えることが出来ない。
その程度の男に地球の未来を託せるのか?
何とも後味が悪いが、その中でもロジャースの手紙が救い。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に向けて
ノンジロウさんのレビューで「マイティー・ソー/バトルロイヤル」観ておいた方が万全ですね、とのコメント。
観ていないのでついて行けないかも・・・・・
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー出るの? ヤダなー・・・・・
完結しないの?ヤダなー・・・