九州大学 藤野武彦教授(76歳)。
脳疲労物質の存在を提唱。メタボ、糖尿病、うつ病の原因→ストレス。ストレスで脳疲労が助長される。
脳疲労解消法
・健康に良くてもイヤな運動はやらない
・止められないものは止めない
・1日1度は食べたいものを食べる
10年追跡調査→脳疲労を取ると五感が正常になり改善。
脳疲労は万病のもと。
脳疲労に関係する物質→プラズマローゲン。脳細胞をコントロール→脳が働いた時最初に動く因子。
ストレスが加わると酸化して脳細胞が死ぬ→プラズマノーゲンが代わりに酸化する→認知症改善に役に立つ。
従来認知症はアミロイドβが増える事で発症すると言われており、この治療薬が重点的に作られて来た。
認知症患者のプラズマローゲン減少は言われていたが、認知症の関係物質とまでは言われていなかった。
藤田はアミロイドβが減らなくても改善可能との考え。
プラズマローゲンの抽出が難しいのが壁。壊れやすく熱に弱い(リン脂質たん白の一つ)。
・子供たちに明るい未来を開きたい・暗闇だからこそ光が見えて来る
馬渡志郎の協力により抽出に成功。鶏肉、ホタテ等から抽出精製したプラズマローゲンの効果確認実験(ラット)。エサまで到達する時間7秒と24秒→大きな差。
食品加工したプラズマローゲンを4名の認知症患者にテスト。
スマ子(81)。投与2Weekで変化。介護者もびっくりする(受け答えの確かさ)。
キヨシ(74)。投与1ケ月で認知度テスト18点→23点。評価中程度→軽度ぐらいの変化であり有意差ありと判断。残りの2例については効果不明。
その後40名での治験→顕著な改善50%、維持50%。
専門家の意見:メカニズムが解明されれば実用に向けての弾みになる。
藤田の検証ではこの物質により脳神経細胞が新生するのが確認された。2014/12月から400人規模の治験を進めている。
レオロジー機能食品研究所
http://www.reoken.com/plasmalogen/
株式会社FAB
http://www.plasmalogen.co.jp/
プラズマローゲンの報道発表資料
http://www.reoken.com/pdf/news/20140204_02.pdf
感想
食べるだけで認知症の改善が出来るというんで、思わず見入ってしまった。
効果のある人が半分というのは、体質に依存する部分もあるのか。
ネットで調べると、一般でも入手出来そうな感じはある。効果が本格的に実証されれば爆発的な商品になる。