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ゲンキの時間「"自分の体内で腎臓を育てる”再生医療」11/26放送

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健康カプセル!ゲンキの時間
「"自分の体内で腎臓を育てる”再生医療」11/26放送

番組の記事一覧


感想
腎臓については若い頃からハンデを負っている。コチラ
番組前半は今まで知っている事がほとんどでサラっと流したが、後半には興味津々。
iPS細胞を使っての腎臓再生については、まだまだ先の話と思っていたが、豚の生成プログラムを利用してヒトの腎臓を作るとは・・・
あと数年で実用のメドが立つと思うと、けっこうな励みになる。

内容
ホスト    石丸幹二、坂下千里子
ゲスト    島崎和歌子
ドクター 横尾隆 東京慈恵会医科大学 主任教授

慢性腎臓病の定義:3ケ月以上腎機能(eGFR)が60以下の状態が続くこと。日本人の8人に1人は慢性腎臓病。
腎臓病の各ステージ。G5では透析が必要。


腎臓の基本構造

腎機能の低下要因は塩分過多と糖尿病



腎臓再生医療
東京慈恵会医科大学で推進中
担当 横尾医師
カギとなるのが「iPS細胞」


豚の胎児の「腎臓を作るプログラム」を借りる。

 

iPS細胞から腎臓に分化する「腎臓のもと」を作る(ここまでは簡単)


ここから腎臓を作るプログラムは未解析→他の動物から借りる
豚はヒトと腎臓のサイズが近い
豚の胎児の腎臓になる環境を取り出してヒトの腎臓の元を注入。


腎臓の細胞が作られた(約0.5mm)

 

これをヒトの体内に入れればプログラムが働き腎臓に育つ。

移植でも元の腎臓は取らず追加する(他の機能もあるため)


ラット、マウスの実験では腎臓が作られ、尿の排出まで確認された。


現在は霊長類(サル)での前臨床試験を進めている。
2~3年以内にはヒトで有効性があるか確認したい。

 

研究報告(2017年に発表されている)

 

 

 

 

オマケ

自身の腎機能経過

弱った腎臓には植物由来のたんぱく質が負担になるので、米や麺類を低たんぱく食に変更している(2013年~)こんなやつ

そのせいかどうかは定かでないが、一応踏み止まっている。

 

 

 

 

 


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