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Channel: 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 2023年

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原題:Indiana Jones and the Dial of Destiny
シリーズ
失われたアーク《聖櫃》      1981
魔宮の伝説                        1984
最後の聖戦                        1989
クリスタル・スカルの王国   2008

監督 ジェームズ・マンゴールド
脚本 ジェズ・バターワース
音楽   ジョン・ウィリアムズ

キャスト
インディアナ・ジョーンズ     - ハリソン・フォード
ヘレナ・ショー           - フィービー・ウォーラー=ブリッジ
ユルゲン・フォラー      - マッツ・ミケルセン
レナルド                    - アントニオ・バンデラス
サラー                       - ジョン・リス=デイヴィス
バジル・ショー            - トビー・ジョーンズ
テディ                       - イーサン・イシドール
クレーバー                 - ボイド・ホルブルック
ウェーバー大佐           - トーマス・クレッチマン
メイソン                   - シャウネット・レネー・ウィルソン
ハウケ                      - オリヴィエ・リヒタース
マリオン・レイヴンウッド    - カレン・アレン
アルキメデス             - ナセル・メマルツィア

予告編


感想
シリーズ4作全て観ており、多少の思い入れもあって視聴した。
いきなり第二次大戦中の列車。インディが若い!
これは本人に演じさせてから修正をかけたのだろうか?首をかしげなからも見入ってしまった。ストーリーへの没入感を損なわない程度に出来は良く、これじゃあ俳優の存在意義がどんどん薄れて行くと実感・・・
別人がモーションキャプチャーで演じてすげ換えるのもあり、なんだろうな(アバターみたく)

ストーリーはアルキメデスが残したと言われる、時を操るダイヤルを巡る話。元々荒唐無稽のネタが多かったが、今までは考古学に根ざした「もっともらしさ」はあった。それが今回は全くのファンタジー。
時空の裂け目に飛び込むというのは、このシリーズとしては「ちょっと違う」という印象が強い。
そういった思いが基本にあったので、何か乗り切れない感じがあった。
そんな中でも、アルキメデスの墓を求めて洞窟を進んで行く姿は、今までのシリーズを彷彿とさせて懐かしさが沸いて来た。
いずれにせよ、ちょっと不満要素もあるものの、若い頃のインディを思い出させてもらっただけでも価値があるか・・・
オマケ
マッツ・ミケルセンは007の「ル・シッフル」でボンドの股間を執拗に責めていたのが印象深いが、知的な悪役をやらせるとうまい。

 

結局アルキメデスはあのダイヤルを作ったのか?
いすれが卵がニワトリか、てな話なんだろうな・・・・


あらすじ
第二次世界大戦中。ドイツ軍の列車に乗り込んで、強奪された「ロンギヌスの槍」を奪還しようとしているインディ・ジョーンズと仲間のバジル・ショー。

同時に乗っていたナチスの科学者ユルゲン・フォラーは、その槍がニセモノだと気付く。

一方インディらはフォラーが持っていた「アンティキティラのダイヤル」を手に入れた。これはアルキメデスが発明したという、時空の裂け目を使って過去へタイムスリップ出来るもの。
フォラーの追跡を辛くも躱して脱出したインディとバジル。

時が流れた1969年。大学で教鞭を執るインディは定年を迎えていた。息子のマットはベトナム従軍で死に、それが元で妻のマリオンとも別居。
そこへ今は亡きバジルの娘ヘレナが訪れる。

目的はインディが持っている、半割れの「アンティキティラのダイヤル」
そこにフォラーがCIA捜査官のクレーバーと共に押し掛けて来る。フォラーは戦後アメリカに渡りアポロ計画に関わっていた。

一方ダイヤルを金目のものとしか認識していないヘレナが、それを横取りして逃げる。
モロッコに高飛びしたヘレナが闇市場でダイヤルを売ろうとしていたのを阻止したインディだが、フォラーにダイヤルを奪われる。
ヘレナの相棒テディと共にフォラーを追うインディ。


エーゲ海に沈む石板「グラフィコス」がダイヤルの在り処の鍵であり、それを解いたインディはシチリア島にあるアルキメデスの墓を目指した。

墓でダイヤルの片割れと、その時代にはない腕時計を見つけたインディだが、それもフォラーに奪われてしまう。
ダイヤルを合体させて復元したフォラー。

フォラーの目的は、第二次大戦当時に戻ってナチスドイツ勝利という未来を作る事だった。
フォラーと共に時空の裂け目に入って行くインディ、ヘレナ。
後を追って軽飛行機で付いて来たテディも巻き込まれる。
インディらが辿り着いたのは1939年ではなく、紀元前214年のシチリア島。シュラクサイ包囲戦のさなかに突入し、攻撃を受ける飛行機。インディとヘレナはパラシュートで脱出したが、フォラーは飛行機と共に死ぬ。
墜落現場に来た防衛担当のアルキメデスが、フォラーの持っていたダイヤルと腕時計を回収した。
アルキメデスと対面したインディはこの時代に残る決心をするが、彼を殴って失神させたヘレナ。

目覚めたインディは1969年に戻っていた。
テディの軽飛行機で時空の裂け目を戻って来たのだった。
マリオンとの和解を果たすインディ。

 

 

 


 


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