名車再生!クラシックカーディーラーズ
「フォード・ポピュラー103E」BS11 6/17放送
感想
クラシックなスタイルだが、使い道がホットロッドとは・・・
サスペンションが上下してトーが変わるなんて相当ヒドい改造部を切り取り、サブ・フレームを溶接という荒療治をしたエド。
かなり無造作な出費を重ねたかに見えたが、売れて良かった♪
しかしボンネットに穴あけたらエアフィルターが濡れて大変。
それにしてもマイクのお父さんが出て来るとはビックリ!
内容
一般の人には馴染みが薄いかも・・・
1950年生まれ。ホットロッド向き。スピードと迫力を兼ね備える。昔父が乗っており、いつか手に入れたいと思っていたと言うマイク。めぼしいものがない中、電話をかけまくる。
6500ポンドで売りに出てる!
早速出掛けるマイク。売主はゲイリーさんとティムさん。
エンジンはシボレーの5.7ℓ V8を積んでいる。300PS。
ホットロッド用に改造してあり、路上走行は危険→飛行場まで運んでテストドライブ。
エンジンの状態はいいがフロントサス要修理。
フロントホイールの向きが左右で違う(!)
修理に相当手間がかかるため5000を提示
→間を取って6000ポンドで妥結。
今回は思い入れが強かったと言うマイク。
人はなぜホットロッドを買うか?!
→他人とは一線を画すクルマが欲しい。
それとは対照的に冷ややかなエド。フェンダーボロボロだし、この車の悲劇的なトラブルが見つかるかも。時間も金もかかる。
「最高にクレイジーでワイルドに仕上げてくれ!」とマイク。
ホットロッドのレストアは大変、と足回りの説明をするエド。
問題はステアリング。サスペンションが下がるとタイヤの向きがハの字になってしまう!
ステアリング系の全交換が必要。
まずフェンダーを切り取ってグラスファイバー製のボンネットを付け、ホイールアーチの位置を決めてからサブフレームの加工を行う。
シャシーを切断してジャガーのサブフレームを溶接するが、幅が広いため切断、溶接して縮めた。接合はMIG溶接。
ホイールを探しに行くマイク。既成品では対応出来ないためカスタムメイド。エドのデザインで製作・
アルミ合金のブロックから削り出しで作るという。
オモテ面、裏面の加工が終わったらリムと組み合わせる。
チルトボンネットをサブフレームに取り付ける作業。ヒンジは全て手作り。
エキゾーストの経路を変えてリアフェンダーから出す。またテールランプ系もリアフェンダーに付けてLED化。
カスタムペイントショップに行って理想の色を選ぶエド。
深い色のパープル系メタリック。
黒でプライマー処理した後8~10回の重ね塗り。
塗装があがったボディに機械系統のビルドアップをするエド。
見栄え向上のためエンジンパーツの1/4を交換。
ボンネット上部を切り取ってワーヤーを嵌めた(他にない)
ヘッドライト見直し。シートも変更。
費用一覧 円換算(¥180/£)
Car 6,000 108,000
Suspension & Body 450 81,000
Wheels 1,700 306,000
Paint 7,000 1,260,000
Assorted Spares 3,100 558,000
Total £18,250 ¥3,2850,000
「完璧だ!」と感動するマイク。
ここはホットロッド愛好家のメッカ。お墨付きをもらうのさ・・
訪れた相手に「父さんだ」マイクの父親初登場♪
「10点満点で何点?」「満点だ」とゴキゲンの父親。
マイクはカーコレクターにも声を掛けていた。
ケイブさん。実は買うのは友人で、代理で見に来たという。
マイクが25,000ポンドの提示をすると、聞いているのは上限22,000ポンドだという。
「23,000でどうでしょう?」握手するケイブ。
今日の一曲
中ヒットてなとこ?とにかく耳障りがいい。
Bobby Sherman Easy Come, Easy Go (1970)