名車再生!クラシックカーディーラーズ
「BMW M5」BS11 2/18放送 シーズン9 (2012)
感想
見慣れた顔のBMW。5ℓで400PSとは恐れ入る。
サスペンションも何度か分解を見ているが、リジットだと思っているトップも劣化するときしみの原因ななるんだ・・・
オルタネーターをベアリング交換だけで修理するとは、多少ミミっちい感じもするが、これがこの番組のいいところ(笑)
滑走路で270キロまで出したら気持ちいいだろうなー(その前に失禁か・・・)
内容
普通に見えても中身はオオカミ・・・そんな車を探す。
5ℓ、V8、400PS。実用的で気楽に乗れる。一度は手に入れたい。
2000年モデルを見つけた。色はダークブルー。売値は5,000ポンド。問題あるかも知れない・・・見に行くマイク。
持ち主のカールさん。友達から借金のカタに取ったという。
置きっぱなし。欠点をチェックするマイク。
ボンネットの修理跡、フォグランプ割れ、ホイールに傷、ミラーの痛み。エンジンをかけると異音(多分オルタネーター)
ただしエンジンの調子はいいと言う。
試運転に出るマイク。圧巻の走り。グイグイ引っ張る。これはアブナイ・・・まさに怪物。だがサスペンションからきしみ音。
戻って交渉。修理箇所が多いので4,000しか出せない。
即金で?イエス。握手する二人。
まずサスペンションに着手するエド。サスペンショントップを外すと締付けナットが見える。スプリングを縮める工具を使って圧縮してからナットを外す。
マウントを取り外す。
大きな異常は見えないが新しいものに交換(前オーナーが交換するつもりで部品を持っていた)
右側も同様に外したところ、こちらは状態が悪い→交換。
マイクは中古部品に店に来た、BMWは交換部品が高いので程度のいい中古品を手に入れる。店員のアルフに聞く。
若向きのヘッドライト(エンジェルアイ)リヤ側も。
エドはオルタネーターに取り掛かる。エアフィルタ、バッテリーを外し、下側のアンダーカバーを外して部品外し。
オルタネーターが外せた。分解する。両端の2個のベアリングを外すと両方ともダメ→交換。部品代は25ポンド。
組付けてチェック。
何の変な音もしない。
マイクも直してやりましょう・・・
ボンネットの凸部は、多分エンジンルームに部品を置いたまま閉じようとしたと言うエド。それを不用意に修理してひどくした。
塗装を剥がして塗装工場に持ち込む。
ホイールも塗装を削って塗装やり直し(外注に出す)
ヘッドとテールのライト交換。ヘッドの方はコネクタが異なるため、配線を切って繋ぎ直し。リヤも同様に交換。
シャープな印象になった。割れたフォグランプも交換。
塗装が上がって来た。全体の磨きも施しキレイになった。
ホイールはガンメタにしたが、良くマッチしている。
内装のルームミラーは液晶ディスプレイで明るさが変わるものだが破損している。止む無く315ポンドで新品を取り寄せ。
サイドミラーのガラス交換、ボンネットの断熱材取付け。
費用一覧 円換算(¥165/£)
CAR 4,000 660,000
PAINT WORK 500 82,500
WHEEL REFURB 250 41,250
REPLACEMENT PARTS 1,020 168,300
TOTAL £5,770 ¥952,050
完成した車を見て
「さすがエド。いい仕事だ」と言うマイク。
滑走路でテストドライブ。全長3キロ。
どんどん加速し、とうとう270キロまで出した。
興奮する二人(番組史上最高速!)
驚くほどパワフルだ!
ネット広告に6,500ポンドで出したら2人から問い合わせがあり、そのうちの一人がジョンさん。
少し値引きしたそうな雰囲気だったが、これを逃すと次の人が買うことになる、と強気のマイク。
「決めたよ」と握手。
今日の一曲
Theme From "Ironside" Quincy Jones
「鬼警部アイアンサイド」のテーマ曲
「ウィークエンダー」のジングル曲でもある。
(泉ピン子を思い出す)