Quantcast
Channel: 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1566

GODZILLA(ゴジラ) 2014年

$
0
0

監督 ギャレス・エドワーズ

キャスト
フォード・ブロディ アーロン・テイラー=ジョンソン
芹沢猪四郎博士 渡辺謙
ジョー・ブロディ   ブライアン・クランストン
エル・ブロディ    エリザベス・オルセン
サム・ブロディ   カーソン・ボルド
ヴィヴィアン・グレアム  サリー・ホーキンス
サンドラ・ブロディ   ジュリエット・ビノシュ





解説
怪獣映画の傑作として映画史に名を残す『ゴジラ』を、ハリウッドが再リメイクした超大作。突如として出現した怪獣ゴジラが引き起こすパニックと、ゴジラの討伐に挑む人類の姿を壮大なスケールで活写する。メガホンを取るのは、『モンスターズ/地球外生命体』のギャレス・エドワーズ。キャストには『キック・アス』シリーズなどのアーロン・テイラー=ジョンソン、『ラスト サムライ』などの渡辺謙ら実力派が結集。ゴジラの暴れぶりもさることながら、凶悪度の増したデザインに息をのむ。

あらすじ
1999年、日本。原子力発電所で働くジョー(ブライアン・クランストン)は、突如として発生した異様な振動に危険を感じて運転停止を決意。だが、振動は激しさを増して発電所は崩壊し、一緒に働いていた妻サンドラ(ジュリエット・ビノシュ)を亡くしてしまう。それから15年後、アメリカ軍爆発物処理班の隊員である、ジョーの息子フォード(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、日本で暮らす父を訪ねる。原発崩壊事故の原因を調べようと侵入禁止区域に足を踏み入れた二人は、そこで思いも寄らぬ光景を目にする。








感想
最近、毎週BSプレミアムでゴジラ特集やってるんで、ちょっとその気になってハリウッド版を観に行った。
日本の原発で起きた爆発事故。まあその設定については異論ないが、原発といえば、あのテーパ状の円錐形状(スリーマイルみたいな)。こんな外観の原発は日本のどこにもない(まあいいか)。

最初に出て来る怪物は「ムートー」。足が六本で尖った頭。デザインは賛否両論あると思うが、CGの割りには実物感はそこそこ(暗めの画面設定も良かったか)。

背景:1954年に行われた水爆実験は、ノーチラス号によって発見されたゴジラを排除するために行ったものだったが、それは却ってゴジラを強化する結果となり、その後ゴジラは行方不明に。ゴジラを含む巨大生物は古代、高濃度放射能の中で生活していたが、地表の放射能濃度低下と共に地底へと潜って行った

。近世になって核実験が繰り返されたため、ゴジラを含む巨大生物が地表に出て来るきっかけを作ってしまった。


1999年に芹沢博士がゴジラの化石の近くで見つけた卵の片割れは海に行った跡があり、それが日本の原発の地下に住み着いた。もう1体は米政府が調査していたが、高濃度放射能のためにネバダの放射性廃棄物処理場に保管されていた。その卵も孵って、メスのムートーとなった。
ゴジラはムートーを排除するために復活すると予言する芹沢博士。
その予言通りゴジラが出現してムートーを追跡、というのがストーリーの流れ。

核ミサイルを巡るやりとりは、ちょっとダレた感はあったが、日本のゴジラシリーズの脚本も相当いいかげんだから、これはこれで及第点つけていいだろう。

核批判もキチンと描いており(その割りに核ミサイルの扱いがダメだが)ハリウッドなりに料理したゴジラとして面白かった(救世主としての扱いはちょっと誉め過ぎ、カナ?)




Viewing all articles
Browse latest Browse all 1566

Trending Articles