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Channel: 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)
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2030 未来への分岐点 第一回「暴走する温暖化”脱炭素”への挑戦」NHK 1/9放送

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NHKスペシャル  2030 未来への分岐点 

第一回「暴走する温暖化”脱炭素”への挑戦」 1/9放送

 

感想
標題のテーマで三回に分けて特集される、その一回目。
地球温暖化の問題は「自分が生きている間は大丈夫」という感覚がどうしてもあって、それほど深刻になれない自分がいる。
ただ今回によれば、だんだん進むという事ではなく、ある領域に踏み込むとあと戻り出来なくなるということ。
個人的にやれる事は些細だが、いずれ電気自動車にもせなならんか・・
次の放送
第二回  2/7   水・食糧クライシス 
第三回  2/28 プラスチック汚染の脅威


内容
ナビゲーター:森 七菜
大学一年のナナは、未来からの語りかけを受ける。


2100年、東京。35℃以上が44日目。一体何が起きた?
温暖化を放置した。未来を変えるために今すぐ動け!
リミットは2030年

1919年ニューヨーク。若者の声。グレタ・トゥーンベリ。
温室効果ガスゼロ宣言。
各地の異変
1919年グリーンランド。氷床が溶けて湖が出来ている。
海では氷河が崩落。溶けた氷5320億トン。
東京23区に注ぐと水位800m。
オーストラリア、カリフォルニアの火事。
焼けた面積は日本の1.7倍。

新たなリスク。シベリアが38℃になった。
永久凍土の融解。

新種のウィルスが見つかった。驚異の増殖力(1000倍)
古代の病原体。凍土はパンドラの箱。

なぜこうなった?→惑星の限界
今までは「大きな地球」が汚染を受け止めてくれた。
世界の自動車は60年で10倍、電気は70年で25倍。

食欲も。肉生産。家畜を育てるために森を開発。

→地球を変える支配的勢力になった。
グテーレス国連事務総長。自殺的な状況。
警告出して来た。今決定的な10年に入った。緊急事態の真っただ中。
日本にも深刻な影響。
2019年に九州~東北に来た台風19号。堤防決壊。
因果関係の検証。19号のシミュレーション(気温上昇)
1980年代の台風との比較。水蒸気、雨の量の増加。
降水10%アップ。川への水増加。千曲川決壊。氾濫20%増加。


君たちは分岐点に立っている。

 

2030年に気温+1.5℃でとんでもない事が起きる。


ロックストロームの「ホットハウス・アース理論」のシナリオ。
北極の氷に異変→縮小により温暖化加速。
シベリアの凍土に閉じ込められたメタンが噴き出す。

(温室効果はCO2の25倍)
CO2の排出を止めても暴走が止められない。
アマゾンのサバンナ化。森のCO2放出。
南極の氷が溶け、海面が1m上昇。
2100年に平均気温+4℃。気温40℃の猛暑日47日。熱中症24万人。
砂浜は9割消え、漁業に打撃。寿司はなくなる。
台風脅威は更に増す。水蒸気20%増、降水30%増。

荒川は危険な川になる。浅草で水位1m。秋葉原1F水没。

回避のためEU連合で「グリーンディール」2030年までに120兆かける。委員会のティメルマンス。孫が20年後に影響を受ける。私たちの責任。
ここ数年で正しい道に還る。2030年にCO2半減。
コロナ禍のロックダウンでも、減らせたのは7%。


脱炭素革命。再生エネへの転換。繊維産業は古着の再利用。
国境炭素税。充電設備の拡充。住宅断熱化。2030年に55%削減。
ドイツRWE(電力会社)石炭採掘場の閉鎖。

6000億投資して洋上風力発電。事業拡大したい。
市民レベルでも。ケルンの住民が100万かけて太陽光発電を導入。
発電ネットワーク。仮想発電所→エネルギーの民主化。

グレタが始めた気候ストライキはアメリカをも変えようとしている。
バイデンは当初脱炭素に消極的だった。2020/9月に変わった。
若者が変革を担う。
アインシュタインの言葉
悪い行いをする者が世界を滅ぼすのではない
それを見ていながら、何もしない者たちが滅ぼすのだ



脱炭素を目指す日本。
(10/26菅総理による所信表明演説

「2050年、脱炭素社会を目指す」 まだ残された問題がある。

 

 

 


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