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Channel: 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)
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ダーティハリー3 1976年 アメリカ

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原題:The Enforcer(執行者)

監督    ジェームズ・ファーゴ
脚本    スターリング・シリファント
音楽    ジェリー・フィールディング
興行収入:約49憶円

キャスト
ハリー・キャラハン          クリント・イーストウッド
ケイト・ムーア                タイン・デイリー    
アル・ブレスラー             ハリー・ガーディノ
マッケイ市警察本部長    ブラッドフォード・ディルマン
フランク・ディジョルジョ    ジョン・ミッチャム
ボビー・マクスウェル       デヴァレン・ブックウォルター
ミキ                                ジョセリン・ジョーンズ
サンフランシスコ市長      ジョン・クロウフォード
ワンダ                           サマンサ・ドーン
ジョン神父                     M・G・ケリー
エド・ムスターファ          アルバート・ポップウェル

予告編


感想
逮捕経験もない新米女性刑事ケイトを相棒にあてがわれて、ハリーが言った「泣けるぜ」が全シリーズの中で一番心に刺さった。
そのケイトがなかなかいい働きをして、少しづつ見直すハリー。
女性バディという組合せの意外性と、それが次第に噛み合って行く様が観ていて心地よかった。
その上で主犯のボビーに射殺されるケイト。追い詰めるハリー。
当然ここがクライマックスだが「何でロケット砲?」
前作でも看板の44マグナム使ってなかったし、この辺がちょっと不満。
絵ヅラとしては派手だからって事かな・・
だが犯人ボビーがベトナム帰還兵であり、この戦争に対する悔恨を込めているとの批評もある様だ(そんなもんかね)


あらすじ
ヒッチハイクの女が、ガス会社のバンを運転する従業員二人に拾われる。山奥の家に行くが、そこで従業員は男に殺され、バンが奪われた。

ハリー・キャラハン刑事は、相変わらず物的被害も苦にせず凶悪事件を解決していたが、市長や上司の反感を買い、人事課へ移動。
そこで刑事昇進試験の審査に加わる。

面接に来た女性警官のケイト・ムーア。

軽犯罪者も捕まえたことがないケイトに厳しいハリー。


ハリーの元相棒だったフランクは、次の相棒と巡回中、兵器工場での武器強奪現場に遭遇し、一人を取り押さえるが隙を突かれて負傷。

一味はM72 LAW(対戦車ロケット弾)を含む重火器を、奪ったバンを使って持ち去った。
フランクは重傷で死ぬ間際、ハリーに主犯の男に見覚えがあると言い残した。
犯人グループは革命軍団を名乗り、百万ドルを要求。
捜査を始めようとしたハリーにマッケイ本部長は、相棒として刑事試験に受かったケイトをあてがった。


黒人過激派のムスタファが事件に関係あるとしてハリーが訪れると、ムスタファは主犯がボビー・マックスウェルだと告げた。
だがマッケイ本部長が勇み足で、ムスタファをこの事件の犯人として逮捕。市長は選挙対策で、この手柄をハリーとケイトの手柄として表彰しようとする。
それに逆らって職務停止を命じられるハリー。

ボビー一味は、今度は市長を誘拐して身代金五百万ドルを要求。

マッケイがハリーの謹慎を解くが、単独捜査を始めるハリー。
釈放されたムスタファに関係者を聞き出し、協力者のジョン神父から、一味がアルカトラズ島にいる事を知るハリー。
島に潜入するハリーとケイト。銃撃戦の中、市長を救い出すケイトだが、ボビーに撃たれる。ハリーが駆け付けるが、ケイトは絶命。


ハリーはボビーを追い詰める。

市長を引きずり逃げるボビーだが、自分だけ監視塔の上に挙がった。

そこに向かって対戦車ロケット弾を撃ち込み、爆破するハリー。


命びろいした市長は、ハリーとケイトを表彰すると言うが、そのまま立ち去るハリー。

 


 


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