司会・進行役 タモリ、山中伸弥 ゲスト:石原さとみ、博多大丸
シリーズ全7集による、人体を取り上げた特集。タモリの司会で28年前にも人体のNHK特集が行われていた。
今回はそのプロローグとしてダイジェスト的な紹介を行う。
プロローグとしての紹介
・大腸の壁の絨毛からのホルモン放出→全身に作用(脳、胃、膵臓)
・心臓から出されるANPが腎臓に作用し、尿を増やして血圧を下げる
・ANPは血管の修復にも作用→ガン転移の抑制
・ほとんどの病気にはメッセージ物質が関わっている
・ガン細胞が持つメッセージ物質エクソソーム→脳のバリアをすり抜ける
・関節リウマチの原因物質TNF-α→生化学的製剤でブロック
ANP:心房性ナトリウム利尿ペプチド(Atrial Natriuretic Peptide、ANP)ホルモンとして作用する。
最後にタモリが、昔やった(受けなかった)ネタを披露。大腸がしゃべる話。大腸は肛門が付いているせいかバカにされる。特に脳からは上から目線でやられる。これはある講演会。カメラが引きでその講演会の看板を画角に入れると「大腸カタル(語る)」。
感想
細かくは詳報に譲るが、各臓器から全身に信号がバラ撒かれ、相互に関係し合っている事にまず驚く。
これから始まる7集分の情報のダイジェストという事で、少しはしょった感はあるが、最新の医療技術の開示と言う事で、NHKスペシャルらしい題材であり、期待している。