番組サイト
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第3話「お前が犯人だったのか?」 視聴率 7.2%
5日前。
監禁されている新一に会いに来た西条。新一の無実の証明は断ったが、ここから出す事は出来ると言って立ち去る。
早苗の家に押し入った五木。早苗に拒否されると、新一の現在の状況を暴露して部屋から出て行った。
総務省の寺前。新一が公安に捕まった事で小山内に詰問。小山内は逆にチャンスだと言った。
公安の鬼塚が万紀子の住むホームを訪れる。新一の生まれた病院を聞くが、万紀子は後妻だから判らないと答える。続いて鬼塚が新一と、偽・新一の写真を見せ、どちらが息子さんかと尋ねた。新一を指さす万紀子。
監禁されている新一。スプリンクラー作動のドタバタに紛れて脱出。公衆電話から西条に連絡するが会えないと言われ、新一が黒髪のスラリとした美人につけられていたと指摘。
思い当たるのははるか。新一は新潟の斉藤に電話してはるかの事を聞く。はるかは就職先を2ケ月で辞めており、それは新一のせいだとなじる斉藤。
早苗は帰って来ない新一の手掛かりを得ようとバー「KING」に行く。新一は昨日も来たと話す日下。顔を見たら電話が欲しいと日下に頼む早苗。そこへはるかが顔を出す。契約が取れて祝杯を上げるための店を探していたと言う。流れで電話番号を交換する早苗とはるか。
酒に酔ってホテルに戻るはるか。待っていた新一が詰問する。部屋で話そうと言うはるか。
弁護士から聞いた女の話、2億の横領の話をはるかにぶつける新一。
俺をハメて何の得がある、と迫る新一に、結婚してくれたら全部教えるとうそぶくはるか。そして早苗と五木がアパートの前でキスをしているスマホ画像を見せた。
はるかが早苗の妊娠まで知っていた事で、更に新一が責めると、はるかは新一を押し倒し、ベルトを外そうとした。驚いてとびのく新一。
頭を冷やすと言って隣の部屋に行くフリをして、ベランダから飛び降りてしまうはるか。階下のゴミ収集台の上に落ちた。意識のないはるか。
救急車を呼んではるかを病院に運び込む新一。
連絡を受けて駆け付ける小山内。小山内が話す卒業以降のはるか。はるかは研究室に残りたかったが、急に研究室に残ると言った新一に、争いを避けてそれを譲った(定員は一人)。だが新一は更に心変わりして東京の企業に就職。はるかは地元で就職したが、そこがブラック企業だった。
なおも真相を掴むため、はるかに何かを聞きたがる新一を殴りつけ、追い返す小山内。
新一に逃げられた公安。鬼塚がスプリンクラー作動の原因を聞くと、直前にピザの配達に来た女が怪しいとの事(長い黒髪)。
病院から出て呆然と歩き回る新一。その後をつける黒髪の女。
その時、例のスマホが鳴る。「ガキの使い」が首都TVを見ろと指示。近くの定食屋に入り、TVを見ると、そこには記者会見をしている偽・藤堂新一。警察による不当取り調べを告訴すると言って「藤堂新一」を連呼。
はるかの手術は終わるが、医師は小山内に首を横に振った。
感想
テクニカルな進展はほとんどなく、散漫な回という印象。
万紀子との関係が深そうだったはるか。早苗のキスシーンまで撮って新一を攪乱しようとするような腹黒い女が、なんであっさり飛び降り自殺してしまうのか。
この辺はどうもシナリオの甘さを感じてしまう。って、視聴率アップのサポートが目的なのに、これじゃ逆効果(いかんいかん・・・・)
第4話「衝撃の転落!俺は人殺し」 聴率 6.4%
雨の中を彷徨う新一。そこへバー「KING」のバーテン日下が声を掛ける。日下の家へ居候になって3日を過ごす新一。
新潟でのはるかの葬儀。小山内と斉藤との会話。新一に憎しみを燃やす斉藤。
葬儀に参列した万紀子。小山内に「話がある」と言って葬儀場の外に出る万紀子。そろそろ本当の事を話しましょう、と切り出す。新一の成りすまし被害に小山内が関わっていると確信していた。言葉を濁して立ち去る小山内。
偽・藤堂新一と西条はワイドショー出演で相変わらず名前を連呼していた。出演を終えて帰る二人の前に待ち伏せしていた新一が飛び出す。
西条は新一を車に乗せ、偽・藤堂と二人だけで話をさせる。どうせ金のためにやっているんだろう。相手の倍出す、と交渉を持ちかけた新一。
偽・藤堂は400万出すなら、とある居酒屋の住所メモを新一に渡した。
産科の定期健診を受けに行った早苗。その帰りに女性とぶつかる。前回で新一をつけていた女。謝罪し、靴を弁償すると言う早苗に、家まで送って欲しいと言う。
メモの居酒屋に入る新一。そこで待っていたかの様に、男に声を掛けられる。バー「KING」に来ている常連客だった。また、男は自分が「ガキの使い」だと言った。真相を知りたがる新一に、酒を飲まないと話さない、と言って無理に飲ませる男。
2軒目のクラブ風の店に入る二人。新一は酔ってイイ気分。男の事を店の者が「馬場さん」と呼んでいた。
新一をVIPルームに連れて行くと、馬場はそこで姿を消した。
そこには、多くのホステスをはべらせた会社後輩の五木が居た。新一に呼ばれてさんざん待たされたという五木に「お前だったのか!」と食ってかかる新一。五木は会社とは全く別の顔を見せていた。
新一ははるかに見せられた早苗とのキス画像を思い出し、五木を問い詰める。昔の女に何しても勝手でしょうと笑う五木。
一方、西条は小山内と接触して、小山内が以前偽・藤堂の顔写真を非合法ルートで新一に渡した事をネタにして親しくなろうとしていた。
早苗の家のドアを開けようとした新一は、近くに斉藤が居る事に気付く。そこで初めてはるかの死を知る新一。斉藤はナイフを出して新一を刺そうとした。逃げる新一。階段のところで揉み合ううちに二人は階段から転げ落ちた。胸が血だらけになった新一。だがケガはない。見ると斉藤の胸にナイフが刺さっており、斉藤は絶命していた。そこへちょうど帰宅しようとしていた早苗が。慌ててその場から逃げる新一。
行くところがなく、結局日下のアパートに戻った。日下が帰宅して、脱ぎ捨てられた血の付いたシャツを見つける。
親友を殺してしまったと泣き崩れる新一を抱きしめ「信じる」と言う日下。
日下の告白。彼自身もパーソナル・ナンバーを持っていなかった。
感想
何もしないまま日下の家で3日間なんて、ホンマ雑やなぁ・・・・
なんか、思わせぶりな演出ばかりで、話が進んでいるという印象がない。
斉藤にしたって、日下が送ったコップを調べる仕事をしていたんだろ。その話はスルーされ、その上はるかが死んだ事で逆上して、返り討ちに会って死んでしまう。
五木にしても、思わせぶりの域を出ない。これらが終盤にかけてパズルが組み合うように構築されて行くのかどうか。
そこそこ優れた脚本家だと思っているから、もう少しつきあってみようか。
視聴率が順調(?)に落ちている・・・・ザンネン。