番組情報
http://www4.nhk.or.jp/P3452/x/2016-05-06/31/28243/1988003/
プロローグ
人間の五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)以外にも人間に備わった感覚があるのではないか(例えば未来を感じ取る能力)。
人間の脳には天文学的な神経ネットワークがある。脳と外界とを繋ぐものの存在は十分考えられる。
モーガンの幼少期。良くイタズラをした。悪さがバレた時、後ろからの母親の視線を感じた。
ベアトリス・デゲルダー(オランダ人学者)。
盲目の人が、人の表情を感じているという。
脳梗塞で片目しか見えない人へのテスト。見えない方の目だけに人の表情を見せると、その画像を感じて自分の表情筋が動く。
脳のどの領域で見えているか。人の視覚系には9つの経路があるが、細かくは判っていない。障害のある人こそ、これらを知る機会。カギは意識と無意識の境界にある。
ニューヨーク意識集団。リーダ:デヴィッド・チャルマーズ(哲学者)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA
意識のレベルを考える。①人やモノの存在を感じる ②意識を意識する ③意識を意識した事を意識する・・・・無限に繰り返す。
意識し切れなくなる→一瞬だけ意識し「忘れる」。
過ぎ去るものと意識するものの違いは何か?(根本的な問題)。
意識を物理レベルで説明出来ない。意識は個人の中ではなく、外に広がる。思考とは何か?
意識は世界中に満ちている。1980年半ばに調査が始まった。乱数発生器に意識を集中することで、その傾向に影響を与える事が出来る。
ロジャー・ネルソン。地球意識プロジェクト。意識が関わった事をチェック出来るツール。実験を繰り返すと影響を与えられる。
http://nowcreation.jimdo.com/2014/02/27/%E6%88%91%E3%80%85%E3%81%AB%E3%81%AF%E5%8A%9B%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B/
データ集め。世界各地、全ての装置がネットワークで繋がれている。世界的に大きな出来事があるとデータに偏りを生じる。
2008年米大統領選挙。オバマが勝ちそうなところでの当選スピーチ→右肩上りの反応。過去10年でのデータ採取の中でも大きなもの。
どの様な仕組みで影響が発生するのか。
ルパード・シェルドレイク(生物学者)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%81%AE%E4%BB%AE%E8%AA%AC
フィールドに要因を求める→磁場。形態形成場。鳥の群れ、動物の大移動など。
実験。見つめられていたかどうかの検査。正解14、不正解6。データには一貫性がある。人間の思考は外にまで広がっている。
異をとなえる人も居る(あるものならとっくに一般的になっている)。
地球は磁場に包まれている。思考、第六感は磁場と関連している。
磁場が人間に与える影響を調べている。磁場が人間の脳にも影響を与えている。重要なのは機能する仕組み(磁場は媒体)。
さざ波→電気の活動が人から人へと伝わるという仮説。
実験。被験者2名を6m離して別の部屋に配置(磁場を完全に遮断)。それぞれにコイルで磁場発生装置をセットし、2人に同じ磁場を与える。
一方(男性)だけに光の点滅を経験させる。もう一人(女性)も光を感じた。
一定の条件を与えれば思考を伝えることが可能。未来を感じる事が出来るかも知れない。
ミチオ・カク(理論物理学者)の話。シュレーディンガーの猫。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%8C%AB
人間が猫を見ることで、初めて存在する。自分が生きているのがどうして判るのか。見る事で存在→無限の連鎖により多くの意識が形成され→生きている。
2001年9.11。同時多発テロで世界の乱数発生に、かなり特徴的な動きがあった。ハイジャック発生以前から変化が起きていた(説明が付かない)。事件を予知している? 地球意識を直接感じる方法はまだ見つかっていない。
予知が実在する証拠を見つけた。何かが起こりそうだという直感。
ディーン・ラディン(超心理学者)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%91%E3%82%B7%E3%83%BC
交差点の手前でイヤな予感がしてスピード落とす→直後にトラックが信号無視で横切る。予感がなかったら大事故。
予感実験。被験者の指先に微弱電流を流し、抵抗値をモニター。ショッキングな映像を見せると抵抗が変化。実験を始めると、ショッキング映像が出る前に反応が出る。予知反応は5秒前。30年間に数百回実施し確実に存在。科学的な説明はつかない。
ジェームズ・クラーク・マクスウェル(理論物理学者)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB
磁場は電磁波で説明する方が適切か。ヒントになるのは先進波。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%88%E9%80%B2%E6%B3%A2
リチャード・ファインマン(物理学者)。反物質の作用。
新たな突破口を求めて、理論物理学以外にも材料を求め、学者たちは100年以上探し続けている。
ダリル・ベム(心理学教授)。
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/jsppBem.pdf
パソコン画面で左右カーテンの裏のどちらに画像があるかを推理。普通は確率として50%。ただし画像にエロチックなものを使用すると、確率が53%になった。人類は種の保存のため、性的刺激を長い年月かけて発達させて来た→理にかなっている。
感想
第六感、超能力等には元々興味がある。こういう検証を辛抱強く行っている科学者がたくさん居ることにびっくり。
ただ、存在を信じる者がやる検証だから、当然公平であるべき結果の解釈にバイアスが掛かる。
どこまで信じていいものか・・・・
また、何でも並べればいいってもんじゃない。ジェームズ・クラーク・マクスウェルは100年以上前の学者。番組のためにあちこちから引っ張って来る演出にはちょっと反発。