「#印象に残ってる試合は」で「犬田ワン」さんが記事を書いていたので、ちょっと思い出したものがあった。
感想
1979年の日本シリーズ、広島対近鉄の最終第7戦。
リアルタイムでは観なかったが、その後のNHK特集は観た。
クライマックスは9回裏での1死2-3塁。投球途中でスクイズを察知した江夏は、カーブの握りのままそれを外した。
江夏は自分の意思で外したと言うが、打者は「ただの暴投」
真相は分からないが、野球にあまり興味のない者にも楽しい番組だった。
当該番組を振り返るもの
その① 字幕の表示がハンパない(笑)
その②
内容
野村克也が案内役。
野球は個人技の集合体。人間の強さ、弱さが現れる。
1979年の日本シリーズ、広島対近鉄。
3対3で迎えた最終第7戦。どちらが勝っても初優勝。
広島4-近鉄3の状況。
7回裏 1死ランナー1塁でマウンドに立った江夏。
後続を断ち、次の8回も3者凡退とした。
そして9回裏。6番羽田のヒットで1塁。代走藤瀬。
盗塁を警戒する江夏。走った藤瀬に対しキャッチャーの送球が逸れ、藤瀬は3塁に到達。
次のアーノルドに対しフォアボールで歩かせる。代走内野。
内野が盗塁して2-3塁となった。次を歩かせて満塁策。
ブルペンでは古葉監督が2名に投球練習を指示。
気分を害した江夏。代打は佐々木。
数球ののちに、1塁衣笠が江夏に話しに行く。
「ボール持っているのはお前。中途半端に投げるな」
それで気が楽になったという江夏は、佐々木を空振りにうち取った。
1死満塁で次の打者は石渡。カーブのストライクを見逃した。
スクイズが来ると予想したバッテリー。
次の投球は大暴投。石渡が必死で当てに行くが届かず。
走り出していた3塁走者はキャッチャーに刺された。
2死2-3塁の状態で打者を三振にうち取りゲームセット。
広島優勝。
9回裏は時間にして26分49秒。江夏は21球を投げた。
偶然の1球か「神技」か。奇跡の1球。