Image may be NSFW.
Clik here to view.
TVシリーズ
機動戦士ガンダム SEED
機動戦士ガンダム SEED Destiny
監督 福田己津央
脚本 両澤千晶
原作 矢立肇、富野由悠季
キャスト
キラ・ヤマト :保志総一朗
ラクス・クライン :田中理恵
シン・アスカ :関俊彦
ルナマリア・ホーク :坂本真綾
アグネス・ギーベンラート :桑島法子
アレクセイ・コノエ :大塚芳忠
アーサー・トライン :高橋広樹
アルバート・ハインライン :福山 潤
Image may be NSFW.
Clik here to view.
ヒルダ・ハーケン :根谷美智子 ドムトルーパー
マーズ・シメオン :諏訪部順一 ドムトルーパー
ヘルベルト・ラインハルト:楠 大典 ドムトルーパー
アビー・ウィンザー :戸松遥
マリュー・ラミアス :三石琴乃
ムウ・ラ・フラガ :子安武人
Image may be NSFW.
Clik here to view.
アスラン・ザラ :石田 彰
メイリン・ホーク :折笠富美子
カガリ・ユラ・アスハ :進藤尚美
トーヤ・マシマ :佐倉綾音 カガリの秘書
エリカ・シモンズ :柳沢三千代 技術担当
リオ・マオ :鎌倉有那 ラクスの秘書官
Image may be NSFW.
Clik here to view.
イザーク・ジュール :関 智一
ディアッカ・エルスマン :笹沼 晃
ワルター・ド・ラメント :藤 真秀 プラント最高議会議長
ハリ・ジャガンナート :江頭宏哉 プラント国防委員長
ファウンデーション
アウラ・マハ・ハイバル :田村ゆかり 女王
オルフェ・ラム・タオ :下野 紘 宰相
イングリット・トラドール :上坂すみれ 国務秘書官
Image may be NSFW.
Clik here to view.
ブラックナイツ
シュラ・サーペンタイン :中村悠一 隊長
リデラード・トラドール :福圓美里 女性
ダニエル・ハルパー :松岡禎丞 黒マスク
リュー・シェンチアン :利根健太朗
グリフィン・アルバレスト :森崎ウィン
フォスター :日野由利加 大西洋連邦大統領
ミケール :地球連合軍大佐 残存ブルーコスモスを指揮
ワルター・ド・ラメント:藤 真秀 プラント最高評議会議長
物語の構図
Image may be NSFW.
Clik here to view.
予告編
感想
映画に先駆けて「Destiny」のTV放送をやっていたので、それ観てからと思っていたが、キリがないので公開3週目に視聴。
舞台はデュランダルが倒れたC.E.73から2年後の世界。
ブルーコスモスの残党がゲリラ戦を仕掛け、まだ平和とは言えない状況。平和監視機構「コスモス」のメンバーとして協力し合うメンバーたち。
シンがすっかり毒気を抜かれてキラに尻尾振ってる(笑)
新キャラとしてはシンと同期のアグネス。これがけっこうなツッパリ姐ちゃん。シンの事をビシバシとディスる。
新興国家「ファウンデーション王国」はいかにもって感じ。
ファウンデーションと言えばアシモフの「銀河帝国興亡史」
ファウンデーションとは化粧品にもなっている通り「装う」こと。それが偽装という意味に使われる。
まさに今回の命名としては適切ダナ。
晩餐会の光景は、これがロボットアクション映画か!と思うほどきらびやかで、女性の鑑賞にも十分耐えるもの。
映像も、全編映画サイズを意識して十分な作り込みを行っている。アークエンジェルなどは見とれてしまった。
今回のキラはかなり厳しい立場に立たされた。アコードの精神干渉にやられて軍事境界線を越え、戦いの発端を作ってしまった。
その上ラクスに裏切られたと泣き言を言い出し、アスランに殴られる。あれも含めて精神干渉だったのか、キラの本音だったのかちょっと微妙なところ。とにかくTV版とは似ても似つかない「ヘタレ人間」
それに引き換えアスランの、なんとかっこイイこと!
そこへもって来てあの「ズゴック」
赤いのはシャア専用機だが(まあいいか)
映画では良く分からなかったが、後半の戦いでやられてズゴックの装甲がイカれると中からM・S(ジャスティス)が出て来たのにびっくり(ちょっと無理があるけど)
でも「ファースト」のメカが出るとアガる(他にもゲルググとかギャンとか・・・)多少狙ってもいるんだろう(笑)
それにしても今回は「愛」のオンパレード。
良く出て来たのは「必要だから愛するのではない・・・」
でも、年とってくると「必要な愛」って大事なんよ(笑)
しかし20年ぶりかぁ。早いもんだ。
歴代ガンダム映画の興行収入記録を更新したみたいだし、声優がまだ元気なうちに続編作るかな?
このパターンならまだまだ作れるって・・・
あらすじ
アフリカ共和国が、ブルーコスモスと思われる攻撃部隊の来襲を受けた。地球に向けて発進するキラ・ヤマト准将。
シンとルナマリア、アグネスも発進するが、後方に回ってくれと言うキラ。ハーケン隊は旗艦ミレニアムの守りを託される。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
戦いの中「こちらはコンパス・・・」と敵に呼び掛けるキラ。
戦いが一段落し地球の「アークエンジェル」に乗艦するキラたちメンバー。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
「お疲れ様」とねぎらうマリュー。
今回の攻撃も母艦はなく、モビルスーツ部隊が一気に奇襲。要は国境侵犯が目的。帰還を目的にしない攻撃にイラつくキラ。
コズミック・イラ73。ブレイク・ザ・ワールドに端を発した地球-プラント間の戦いは、様相を変えながらようやく終結した。
新たな世界システムとして提示された「デスティニープラン」も、その提唱者であるデュランダル議長の死と共に全てが葬り去られた。あとには深い混乱と悲しみが残された。
ブルーコスモスは首領のジブリールを失ったが、その遺志を継ぐミケール大佐がゲリラ的な戦闘を繰り返していた。
プラント、オーブ、大西洋連邦が世界平和監視機構「コンパス」 (Compulsory Observational Making Peace Service)を創設し、その初代総裁にラクス・クラインを招聘した。
軍内部の不満は高まっているとラクスに進言するラメント議長。
ミケール大佐の潜伏先はユーラシアの軍事緩衝地帯。
そこまで分かっていても手を出せないのが我らの現状。
「ミレニアム」の帰還を話題にするラメントは、准将がおよそ戦いには似つかわしくないのに、この戦争の矛盾を一人で背負おうとしている、と話す。「優しいのです・・・」と返すラクス。
オーブ執務室。ラクスとTV電話で交信するカガリは、ファウンデーション王国・アウラ女帝からの申し出を告げる。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
それは、潜伏しているミケール大佐の所在に関するもの。
ユーラシア大陸は今独立の嵐(その先鋒がファウンデーション)
ファウンデーションの宰相オルフェは、デュランダルがその才能を認めた者。
ラクスは言う「私たちはデュランダルの示す未来を否定しました。ですがその可能性に惹かれる人も多い筈です。その人たちまでも否定する事は出来ません」
Image may be NSFW.
Clik here to view.
ただ、ここでファウンデーションにコンパスへの参加を認めると、ユーラシアとの関係がこじれる・・・
いつも一人で戦うキラに、信頼されていないのかな?とルナマリアに愚痴るシン。隊長が一緒に戦おうって言ったからコンパスに入ったのに・・・
そこに割り込むアグネス。「ジャスティス譲りなさいよ、私の方がうまいんだから」そしてシンの事を、デュランダルにとって都合のいい駒だったとディスる。
機体の整備に力を入れるキラ。待ちくたびれて眠るラクス。
戻ったキラは静かにメールチェック。
ユーラシア国境近くのエルドアにミケールがおり、その逮捕に協力したいと、ファウンデーション王国のアウル陛下からの親書が届いた。どうするつもり?とキラに聞かれ「迷っています」と答えるラクス。同様に聞かれキラは「それで戦いを終わりに出来るのなら反対する理由はないよ・・・」
その噂を漏れ聞くシンたち。
・・・でもユーラシアってコンパスを承認してないよな?
だから総裁自ら同行するんでしょ、とルナマリア。
大気圏突入する「ミレニアム」
Image may be NSFW.
Clik here to view.
ファウンデーション王国に向かうラクスたち一行。
出迎える宰相のオルフェ・ラム・タオ。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
握手した時、何かを強く感じるラクス。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
「ようやくお会い出来た。私はあなたの運命」との精神干渉。キラに声をかけられて我に返るラクス。
女帝アウラに拝謁するラクスたち一行。
「ブルーコスモスから我が国の民を守っておくれ・・・」
Image may be NSFW.
Clik here to view.
拝謁のあと、近衛隊のブラックナイツに遭遇するキラ、シン、ルナマリア、アグネス。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
キラにサーベルの手合わせを願い出るシュラだが断られ、シンが相手をする事に。だがあっさり負ける。
やはりアスラン・ザラが隊長か、と言うシュラは「隊を統べるのは力のある者だ、お前にその力があるのか」とキラに問う。
そんな世界は望まないと返すキラ。
あんな事なら私が出れば良かったと言うアグネスを見て
「月光のワルキューレか」と呟くシュラ。
「強き者は美しい」と言われて舞い上がるアグネス。
晩餐会に招待されるメンバー。当国はナチュラル、コーディネーターを問わず人材を登用していると言うオルフェは、ラクスにダンスを申し込む。「喜んで」と応対するラクスだが、再び強い影響力を感じる。
呑気にオードブルを食べるシン。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
ムウはブラックナイツの面々を多分コーディネーターだと言う。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
庭園に出たラクスにバラを差し出すオルフェ。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
あなたの悩みが分かると言う。コーディネーターもナチュラルも同じ人間。真に公正でない社会が問題。適切に評価される社会を作れば・・・「確かにそうかも知れません」とラクス。
そしてあなたと、とオルフェが言った時、正気に戻り別れたラクス。その様子を見つめるキラ。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
キラに夜食を持って行くアグネスは、ラクスの事を責める。拒絶するキラ。同じく夜食を持って来ていたラクスは逃げ戻る。
オルフェと対峙するキラ。デュランダルを討って、人々が失ったものに見合う働きをしているのか?と問う。力なく去るキラ。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
シュラの元にアグネスが駆け込む。「君は、美しい・・・」
ラクスと話すオルフェ。どうすればこれら全てが終わるのでしょう・・「終わらせる事は出来ます、私たちには」と心に話しかけるオルフェ。
実行部隊ではミケール確保の手順が検討されていた。
ミケールは地下通路を通ってユーラシア領内を動いている。
目的はミケール大佐の逮捕・拘束。
前線の指揮はアークエンジェルが行う。
ユーラシア側の主張:一歩たりとも我が国には入れない。
立ち入るのはエルドア地区のみ。それはコンパスも同じ。
軍事境界線を越えた場合は直ちに攻撃する。
先んじてブラックナイツが出動。次に発進したキラに精神攻撃を加えるシュラ。「闇に落ちろ、キラ・ヤマト!」
Image may be NSFW.
Clik here to view.
戦闘の中でミケール大佐を発見したキラ。奴を追います!
軍事境界線に近付く。「ミケールを発見!確保する」
境界線を越えた。ラクスも止めるが効果なし。
明らかなせん妄状態。ユーラシアが対抗手段を開始。
コンパスに事態収拾が出来ないなら我らが、とファウンデーションが声を上げる。追い詰められてラクスが
「分かりました。止めて・・・下さい、キラを」
Image may be NSFW.
Clik here to view.
それを攻撃許可として作戦発動。
ブラックナイツが行動を開始。だが一部がユーラシアに向かう。
「こいつら、やっぱりか」とムウ。
別動部隊はユーラシアの核施設に侵入して巡行核ミサイルを2発発射させた。攻撃目標はファウンデーション。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
ミレニアムは海中に逃れ、迎撃に向かったルナマリアが1発は撃破した。だがもう1発は撃ち漏らした。ミサイル着弾。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
大被害を受けたアークエンジェルはエンジンを切り離し、マリューが「総員退艦!」と叫ぶ。
一方ブラックナイツの総攻撃で身動きが取れないキラ。
そこへ、ズゴックに移動装備を付けたアスランが救援に。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.
一方アークエンジェルの残骸にうずくまるマリュー。
「すまん、待たせた」とムウ。「遅いわよ・・・」
戦いの中、アグネスはシュラのあとを追う。
エルドアの惨劇から4日後。関係主要国の救援活動は進まず。
第二爆心地の東1.5キロにアークエンジェルの残骸。M・Sは発見出来ず。ラクスはファウンデーションの高官と共に避難。
ユーラシアからの厳重抗議。
全てはヤマト少佐が軍事境界線を越えたのが原因。
だがコンパス陣営では納得出来ない。不可解な点が多すぎる。
ヤマト大佐の行動は、本当に彼の独断だったのか?という事。
今回の件はプラントがユーラシア領に介入する絶好のチャンス。
ファウンデーションがクロである可能性は92%だという分析。
ブラックナイツの仕業だが、証明する手段がない。
コンパスの活動は当面凍結。カガリの努力にも限界があった。
唯一残った「ミレニアム」は現在オーブに入港している。
ラクスはファウンデーションのシャトルで脱出した。
「ターミナル」に一時避難した主要メンバー。
「ラクスは僕を裏切った・・・」と呟くキラ。
ターミナルの調査で女帝アウラは19年前、メンデル研究所にいたと判明。研究テーマはコーディネーターを超える種の創造。
恐らく全てがアウラの計画だった。「核攻撃もね」とマリュー。
核を撃たせた事でユーラシアを撃つ口実が出来る。
プラント内でクーデターが発生し、月のダイダロス基地が占拠された。そこには軌道間全方位戦略砲「レクイエム」が。
モスクワへの攻撃が伝えられる。
それは核ではなく「レクイエム」 彼らの放送が始まった。
・・・我々は地上を追われた。それを受け入れ貧しさを克服したのを人間たちは気に入らない。プラントに住むコーディネーターたちは、進化を未来に引き継ぐ存在なのだ。我々は究極の遺伝子操作で生まれたコーディネーター「アコード」だ。あのラクス・クラインも我々の同胞なのだ。我々の意思は彼女の意思である。直ちに武装解除し「デスティニープラン」を実行せよ。猶予期間は5日間。受け入れない者にはレクイエムによる制裁を加える。
ラクスより託された補給基地に向かうエターナル。
オルフェらに拉致されたラクスは、帰して欲しいと言った。
本来あるべき場所はここだと言うオルフェ。
アウラの説明が始まる。遺伝子で人を峻別し、適性によって役割りを定める「デスティニープラン」
デュランダルとアウラは、その仕組みを管理し導く者たちを作った。それが「アコード」そしてアコードの要がオルフェとラクスなのだという。2人が、全ての人類の頂点に立つべき存在。
私の愛する人はあなたではありませんと否定するラクス。
ヤマトはこの世にはいない、どのみち彼はもう必要ないと言うオルフェに「必要だから愛するのではなく、愛しているから必要なのです」と返すラクス。
その場をシュラとイングリットに託して去るオルフェ。
現状動きようがないコンパスのメンバー。M・Sも船もない。
ムウの推測。アコードは俺たちの心が読める。恐らくその精神にも影響を及ぼす事が出来る。「それで隊長が・・・」とシン。
「ラクスを救出しよう!それしか方法がない」と言うアスラン。
だが「ムダだよ・・・」と投げやりなキラ。
戦って、戦って・・・でも何も変わらない。ラクスには平和どころか笑わせることも出来ない。だから裏切ったんだ。
「くだらない泣き言はやめろ!」とキラを殴るアスラン。
「そんなに戦うのがイヤならここでイジイジ腐ってろ!」
「何も分からないくせに。君にそんな事いわれたくない!」
「自分だけが戦ってるつもりか」
「仕方ないだろ!みんなが弱いから」
「ふざけるな!、世界を一人で背負った気になって。思い通りにならなきゃ放り出す。大したヒーローだな」容赦ないアスラン。
口を出そうとするシンを止めるヒルダ。「やらせときな。ヘタレたヤローは修正してやるのが友達ってもんだ・・・」
「僕が、僕がやらなきゃダメなんだ・・・」
「何で言わない。頼まない」と諭すアスラン。
俺の知ってるラクスは、そんな事言わなかった筈だ。平和はプレゼントされるものじゃない。彼女は、そこに向かって共に歩む相手を望んでいたんだろう。
「不安なら会って訊いてみろよ。行こう、ラクスを助けよう」
「うん・・・」
航跡分析の結果、ファウンデーションのシャトルが向かった宙域が絞り込めた。そこはアルテミス要塞。
船は調達出来そうだと言うマリュー。「荒っぽいけど・・・」
M・Sは調達出来ると言うエリカ・シモンズ。性能評価用にカガリからアカツキ、デスティニー、フリーダムを預っていた。
チームを組んで侵入。緊急警報が鳴った。
「動かないで!」と銃を向けた先にはコノエ艦長。
「出航準備は終わってますよ。ラミアス大佐」と涼しい顔。
ルナマリアに銃を突き付けるヘルメット男。ルナマリアが反撃。
「オレ、オレ」と慌ててヘルメットを脱ぐシン。
次に襲われるのはオーブ。その前にレクイエムを無力化する。
発射されるまではどこにあるのか分からないが、第一中継ポイントだけはレクイエム直前にあるから発射が分かる。
艦長の座をマリューに譲るコノエ。「海賊にふさわしい・・・」
オーブ軍は見え透いた威嚇射撃でミレニアムを逃がした。
オルフェはオーブに対し10分後にレクイエムを撃ち込むと宣告。
キラは国際救難チャンネルを使ってファウンデーションに通告。
僕はまだ生きている。君たちは人類を導く者なんかじゃない、殺戮者だ。真実を知っている。証拠もある。陰謀は必ず潰す!
逆上したアウラが、レクイエムの照準をオーブからミレニアムに変えさせて発射命令を出した。「あのできそこないを殺せ!」
マリューはタンホイザーを起動させて緊急制動をかけた。
辛くもレクイエムを躱した。発進するキラのフリーダム。
「ミレニアムを頼むよ」の声に「ハイ!」とシン。
「良かったな、ボウズ」と言うヒルダに
「ホント、単純なんだから」とルナマリア。
捕われのラクスを見張る秘書官のイングリットが疑問を投げる。
いつまでもこの争いが続き、苦しむ事が姫の望みですか?
姫さまは自分の幸運が分かっておられない・・・
そこに戻るオルフェ。「頭は冷えましたか・・・」
世界を統べる事も出来るのに、なぜ私を受け入れないのです?
変わらず、私が愛するのはあなたではありませんと言うラクス。
あいつにあなたのそばに居る資格があるのかと言うオルフェに
愛に資格はありません。私の中からキラを消す事はできません。
敵がレクイエムに向かっているのを知り、月に向かうオルフェ。
アルテミスへの潜入に注力するアスラン。そしてキラもトリィとブルーの信号を頼りにラクスを見つけ出す。だが彼女にナイフを突き付けるイングリット。目を潰し、喉を切ると脅すが、彼女がどんな体になろうとその全てを愛していると言うキラ。
イングリットから逃れたラクス。
アスランにラクスを託して月に向かったキラ。
今まさに発射されようとするレクイエムの前に現れたムウのアカツキが、それを破壊した。
駆け付けたブラックナイツとの戦闘になる。
アグネスも敵方として向かって来る。
一方ミレニアムに戻ったラクスはメッセージを発信。
今までファウンデーションに監禁されていました。ファウンデーションの見解には一切賛同していません。彼らの言う社会はデスティニー・プランによる統治。私が受け入れる事はありません。
どんな命にも自らの運命を決める自由があります。
ファウンデーションの旗艦に乗り換えたアウラ。オルフェはキラを撃つべくイングリットを乗せて月に向かった。
一方ミレニアムでは旗艦への攻撃準備に入っていた。
ラクスが、キラに装備を届けるため、マリューに出撃許可を願い出た。今回だけは、と許可される。
そしてキラの機体にラクスのプラウドディフェンダーが合体しマイティーストライクフリーダムとなり、オルフェと対峙する。
導く者が必要だと言うオルフェ。「この分断と流血の歴史を終わらせる。それが我らの生まれた意味だ」
「人は必要から生まれるのではなく、愛から生まれるのです」とラクス。「僕は自分の手で未来を選ぶ」とキラ。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
破壊されるオフフェの機体。
「・・・もう、いいわよ、オフフェ」「イングリット・・・」
一糸まとわぬ姿で海岸を歩くキラとラクス。
愛の反対は憎しみではない
愛の反対は未完成
私の中に、あなたはいます
あなたの中に、私はいますか?
私の中に、あなたがいるという喜び
あなたの中に、私がいるという力
明るいか、暗いかも分からない
未来は誰も見えぬもの
だから、繋げる手があれば
支え合っていける心があれば、進めるでしょう
繋ぐ二人の手のために、その手を強くするために
互いのことを知りましょう
話します。私の心にあるたくさんの事、小さな事を
だからあなたも話してください
あなたの心の中にある、たくさんの小さな事を