名車再生!クラシックカーディーラーズ
「シボレー・コルベット C2」BS11 7/1放送
感想
「スティングレイ」と言うと私たちの世代ではコレが来る(笑)
まあそれはおいといて。
コルベットの方のスティングレイもずいぶん流行った。
「ワイルド・スピード MEGA MAX」でもちょっと出ていたし。
やはり今までの車に比べると格段に買い取り価格が高い。
昔ながらのディストリビューターが出て来ると安心する。
エンジン本体に問題がなかったのはラッキー♪
それにしても利益が2万ポンド超(360万円:番組の過去最高)にはビックリ!
内容
「スティングレイ」の愛称で1963~67年にかけて製造された。
グラスファイバー製の軽量ボディ。相場は上昇中。
予算は2万ポンド(約3万ドル)カリフォルニアで64年式のものが3.5万ドルで出ていると知って出掛けるマイク。
持ち主は女性だが交渉人は男性。14年所有したという。
本人はレストアで再メッキするため、一部バンパー等が外してある。327 V8 5.4ℓ。エンジンはオリジナル(マッチングナンバー車)米国でもレアものとして評価される。
試乗に出るマイク。エンジンパワー出ず。タコメーター動かず。
ブレーキは片効きで不安・・・
戻って交渉。2.6万ドルを提示するマイク。持ち主と電話をする男性。結局2.9万ドルで妥結。
素晴らしい!と感動するエドだがすぐに「ボディワークがひどい・・・」
まずはエンジンチェック。爆発していないシリンダーがある・・
スパークプラグとハイテンションコードを交換。若干良くはなったがまだイマイチ。
ディストリビューターの分解チェック。給電部やや汚れ。
ルーフ職人を訪ねるマイク(ブランツィーニ兄弟)はソフトトップを持参して取付けを依頼。
透明ビニール劣化のため、切り取って周囲をミシン掛け。
作業終了。
ブレーキのチェックをするエド。状態を確認するために車検場で制動チェック。左256、右148。
ブレーキ踏力発生はいたってアナログ。
メカ系を疑ってドラムブレーキをチェックするが、特に異常はない。効きが弱い方のラチェットを回し調整して行った。
次いで時計の修理。構造は普通の時計と同じ。
メカは故障しておらず、モータでゼンマイを巻く部分の給電に問題あり。導電性インクを塗布して組付け解決。
ボディの塗装現場に出向いたマイク。ファイバーグラスの表面に細かいヒビ割れがあり、根本対策が必要。
カーボンファイバーの充填剤に触媒を混ぜて塗布し研磨する。
マイクがお手伝い。
研磨
プライマー塗布の後に今までと同じ赤を塗った。
塗装済みのボディに次々と部品を取付けて行くエド。
マイク感激。歴史に名を刻む名車。この賭けに勝てるかも・・・
費用一覧 円換算(¥180/£)
Car 18,100 3,258,000
Shipping 3,000 540,000
Ignition 220 39,600
Softtop 960 172,800
Paint&Trim 3,000 540,000
Total £25,280 ¥4,550,400
テストドライブに出る二人。
マイクはコルベットの生誕60周年記念イベントに参加するという。
場所はコベントリー交通博物館。
様々な年代のコルベットが集結。我々の車も注目を集める。
購入しそうな男性に水を向けると4.2万なら買いたいとの返事。
4.6万なら売りますと言うエドに「4.55万!」
それで握手したマイク。
今日の一曲
「007/私を愛したスパイ」のテーマ曲
Carly Simon Nobody Does It Better 1977
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