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Channel: 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)
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『Junk Head1』  2014年

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『Junk Head1』  2014年


監督 堀 貴秀


先日(3/5?)出勤前の「めざましTV」見ていたら、コマ撮り短編アニメの紹介していた。なんか国際的な賞も取っているらしい。

気になったんで、とりあえず題名だけホワイトボードに書き残して会社へ。


休みに入って題名からネット検索して発見。本編(約30分)を鑑賞しました

ココ )。


世界最大級の国際短編映画祭「クレルモンフェラン国際短編映画祭」の国際コンペ部門で賞を受賞&「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」のインターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門グランプリを受賞、とのこと。


オープニングのテロップ
「遠い未来 遺伝子操作により長寿を得た人類は 代償として生殖能力を失った クローンとの対立から1200年後の世界 人類は下層で生きるクローンの生態調査を始めた」


30分ものなので、細かい説明するより観てもらった方がいいかも知れませんが、一応内容説明。

下層へ降下するポッド。だが大破。




そこへマスク、防護服姿の3人組(ロボット?)ガレキの中に頭部らしきものも。博士の元へ届ける。博士の処置により頭部のシャッターが開き、顔が現れる。博士は「最上層の「人間」かも知れない」という。だが首から下は配線がダラリ(サイボーグ?)




子供の体を与えられた「男」。




3人組について行きながら、少しづつここの様子を知る。
ここに巣食うエイリアンの様な怪物と下層に住む者が戦っている。
この怪物に生殖機能があるかも知れないという事で「男」は調査に来たのだった。怪物との戦い。





刺激を受けるうちに記憶を取り戻す「男」。だが怪物に体はバラバラにされ、奈落に落とされる。






コマ撮り主体で、4年がかりで作ったという。膨大な時間のカタマリ。
こういうものには無条件でリスペクトしてしまう。

悲惨なディストピアを描いているのだが、出て来るキャラがけっこうユーモラスで、救われている。


続編を計画しているが、その制作のための寄付を募っている。予定は1000万で、現在200万程度集まっている様だ(本編鑑賞の巻末で寄付のサイト紹介)。
ガンバレ!!



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